徳龍丸 豪快なフィルム&ペイントと個性派パーツの痛快コラボ

プロテク前面で異彩を放つ「龍と虎」のフィルムも見逃せない。「龍」はオーナーの干支で、「虎」は兄の干支とのこと。

       


奈良県を拠点に土木建築関係の資材を運ぶ「徳龍建設」の徳龍丸は「付けたいパーツを好きなように付けました」の言葉通り、積極果敢なアートアップを展開。卓抜の技術を誇る西口鉄工のワンオフパーツと、見応えのあるフィルム&ペイントで強烈な個性をアピールするご自慢の看板車だ。

キャブ周りの目玉となる可動式バンパーは、前面に3段に渡ってアンドンを収めた厚さ約60cmの肉厚仕様。ボトムエッジに筒出しステンレスを並べたベロリップ風のアレンジもさることながら、随所に細かい抜き加工を施すなど、ディテールメイクでも独創性をアピール。ひと昔前のドルフィン用メッキトレーラグリルとのコンビネーションもバッチリだ。

また、徳龍丸のもう一つの見どころは、フィルム&ペイントを駆使したビジュアルメイクだ。プロテク前面に「龍と虎」のフィルムを採用する一方、キャブ側面やサイドバンパーには、徳永さんの干支である「龍」をペイント。モノトーン調カラーと躍動感あふれる筆致で見る者を魅了する。バラ柄のエッチングステンレスを採用したアオリと、黄色いコボレーンシートとの相性も申し分なく、周囲に明るさと華やかさを振りまいている。

【写真6点】卓抜の技術で積極果敢なアートアップを展開。

カミオン2011年11月号トップアートをもとに再構成

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