絆 デザイン性あふれるパーツ群と華やかなアンドンが見せ場

サイドバンパー、リアフェンダー、リアバンパーと一体感あふれる仕上がりが魅力的。テール回りのボリューム感も特筆モノだ。

       


名車・信玄丸のアートにインスパイアされ製作が始められた絆。大胆かつボリューミーなパーツを要所に配置し、2t車版信玄丸といった印象の1台だ。

まず目を引くのが、逆スラント形状を採用した特徴的なプロテクトップ。関口工芸謹製の華やかな3枚のアンドンに加え、サイドスリットや深掘りのダイヤモンドテールを採用し重量感満点のスタイルを披露している。キャブトップは「安全+第一」のアンドンを備えた平型バイザーと角おこしパイプ2本仕様のミラーステーで精悍さをプラス。

一方のキャブボトムは、6枚のアンドンと角フォグ×4発をインストールした精巧な造りの舟型バンパーとニックを刻んだ大型のウイングマークで個性を主張している。ボディ回りに目を移すと、サイドからリアへ流れるバンパーラインが特徴的だ。

大柄のバラのエッチングステンレスを額縁状に囲んだサイドバンパー、星の抜き加工を施したリアフェンダー、10連ダイヤモンドテールを並べたリアバンパーは、計算され尽くした見事な一体感を見せる。さらに、ケツブタにはサイドバンパー同様のバラのエッチングステンレスを採用しトータルバランスの演出にも余念がない。

【写真6点】大胆かつボリューミー。

カミオン2012年10月号トップアートをもとに再構成

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