型枠丸 メタリックな大型パーツと幽玄なペイントがベストマッチ

カミオン編集部 2023/09/05

高さのあるリア観音扉にはダークな色彩のペイントが映える。カエルをモチーフに大黒様風にアレンジした意欲作だ。

　　　　　　　

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大型ステンレスパーツを大胆に配置し、車格オーバーの重量感満点なアートを展開。エアーブラシ晴の名で自らエアガンを握ったペイントも、配色、モチーフともに幽玄な秀作ぞろい。クルマ全体の硬派な雰囲気を一層盛り上げている。

トップパートは、鳥居前面の大型の電飾ボックスと平型2段バイザー、菱抜きのミラーステーで構成。角おこしパイプ＆パンチングステンレスを多用し、色彩を抑えたメタリックなイメージを好演出。ボトムセクションにはたっぷりと厚みをとった舟型バンパーをセットし、重量感をプラス。黒塗りのライトベゼル＆グリルとも相まって、精悍な印象のフロントマスクに仕上げている。

荷台回りで目を引く3面ペイントには、深みのある色調と和テイストあふれるモチーフを採用。ステンレスパーツの硬派なイメージと見事にシンクロし、アートセンスの高さを感じさせる。また、アンダーパートには極太3段仕様のサイドバンパーと立体的なバスフェンダーを採用。10連のダイヤモンドテールや厚みのあるリアバンパーと組み合わせて重量感あふれるアンダーパートを形成している。クルマ全体をバランス良くアートした注目の1台だ。

【写真6点】幽玄な秀作。

カミオン2012年10月号トップアートをもとに再構成

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