健勝丸 個性量感電飾で勝負するモダン系デコトラ仕事車

「農産純行便」の黒文字が箱2面を席巻。味のある書体で見る者の視線をクギ付けにする。

       



青果を運ぶ健勝丸は、2t車ベースながら、全身にオーバースケールかつデザイン性に富んだ個性派パーツを過積載。独創的なビジュアルで見る者を圧倒する注目車だ。

厚さ50cmを誇る可動式バンパーは、アンドンや筒出しステンレスを多投した前面スペースが大きな見どころ。芸術的な造作を誇る鉄仮面との相性もバッチリだ。

また、キャブトップには、大胆な張り出しを誇るミラーステー、2段平型バイザー、前面に星抜きをあしらった6角ロケット×8発など、迫力とデザイン性を兼ね備えたワンオフパーツ群を豪快にラインナップ。小ぶりな星型ロケット×8発をズラリと並べたシートキャリアも、他車と一線を画すビジュアルを好アピールしている。なお、各パーツには積極的に光りモノをインストール。絢爛豪華なナイトシーンの演出にひと役買っている。

一方の箱回りは、箱2面を席巻する「農産純行便」の黒文字が存在感大。そのほか、ペイントを施したバスロケットや、エッチングステンレスを光らせたリア観音扉、角テール×14発を配したリア下回りも、見逃せないビューポイント。今後は、肉厚なフェンダーとのバランスに考慮して、サイドバンパーに肉付け加工を施したいとのこと。

【写真6点】独創的青果便。

カミオン2012年2月号トップアートをもとに再構成

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