常勝姫 大胆かつ独創的なアートは規格をオーバーした超絶スタイル

カサ上げしたプロテクトップには、クラブ名と社名を刻んだアンドンをフィーチャーする。

       

オリジナリティあふれる大型パーツで、大胆に飾り上げた常勝姫。その豪快なアートは公認取得の際に軽規格を大きくオーバー、普通車登録となってしまったほど。もちろんサイズだけではなく、ディテールにもアイデアあふれる趣向がたっぷり詰め込まれている。

トップパートはカサ上げされたプロテクターと舟型バイザー、角おこしパイプ2本仕様のミラーステーで飾る。プロテクアンドンとルーフはピンクを基調にし、女性らしい華やかな色彩がポイントだ。さらにフロントマスクには、大型バスマークとストロボライトを仕込んだ6発の筒出しを装着。フロントマスクに、先進的かつアグレッシブさを巧みにプラスして見る者を魅了している。

そしてキャブボトムにはラッセル戻しバンパーをセット。その上部には鉄仮面風の大型電飾ボックス、下部には8発の筒出しを追加。宣工芸ならではのアイデアあふれるアレンジで、個性をひと際強調している。

豪華なキャブアートに負けず、ボディも華やかさ満点。フロントフェンダー、サイドバンパー、リアフェンダーをステンレスで固め、サイドアオリは全面アンドン化。これも宣工芸ならではの独創性あふれる発想が生んだ超絶スタイルといえる。

【写真6点】公認取得&軽規格を大きくオーバー。

カミオン2012年6月号トップアートをもとに再構成

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