花魁丸 オリジナルデザインのパーツ群で豪快かつ美麗に飾り上げた秀作車！

カミオン編集部 2023/08/14

普段はトラックとはまったく関係のない仕事をしているオーナーが、通勤用に使っているキャンターをベースに、オリジナリティたっぷりのアートトラックに仕上げた。

　　　　　　　

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モダンな雰囲気を漂わせる大型ステンレスパーツは、そのほとんどが無名会会長の手によるハンドメイド作品。独創的なアイデアがたっぷりと盛り込まれ、豪快かつ秀麗なスタイルを構築している。

迫力と美しさを兼ね備えたパーツ群のなかでも、ひと際インパクトを放っているのがシートキャリアだ。パイプで構成されたトップ部、6段ハチ巻きが採用されたミドル部、華やかなアンドンが美しいアンダー部と、見どころ満載の3段構造となっている。さらに球をLEDに変更した6段ハチ巻き部分は、浦田理研のリレー機によりクラブ名とニックネームが流れる仕組みとなっており、ナイトシーンにおいて強力なウエポンとなるのだ。

10連の筒出しを装備した平型バイザーにも注目だ。筒出しにはフルカラーのLEDが内蔵されており、流れながら色が変化するという独特のリレーをみせる。そのバイザーをしのぐ張り出し量を誇るミラーステーは、角おこしパイプ3本を3D形状に組み上げ、さらに菱形棒チップをプラスした逸品だ。

また、プロテク背面のペイント、リア観音扉の蝶柄エッチングステンレスと、リアビューはスキのないフィニッシュだ。角テールとLEDを組み合わせたリア周りやカラーパネルとマーカーを巧みに組み合わせたサイドバンパーを含め、荷台部分は高い完成度を見せつける。今後は箱への載せ替えを検討したいという。さらなる進化に向かって突き進む秀作アート車に、これからも要注目だ！

【写真7点】豪快にして秀麗。

カミオン2008年9月号トップアートをもとに再構成

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