地元の釧路のテント屋さんが製作した室内は、虚飾を廃して使い勝手を考えたシンプルな作りが印象的だ。
フルフラット化された助手席、寝台部には余分な飾りはまったくなく、広々とした空間を確保。ハイルーフの高さを生かして、天井部分に棚を設置するなど、実用性重視の工夫が満載。機能美あふれる室内空間に仕上がっている。
シンプルなだけでなく、高級生地オスカーレッドを敷き詰めた室内は、豪華な雰囲気もしっかりかもし出す。天井の四角と寝台の壁掛けシャンデリアはどちらもゴールドキング製。さりげなくレアパーツを投入し、豪華さを盛り上げている。 今後はさらに大型のシャンデリアを投入する予定もあるという。グレードアップされる城に、今から期待大だ。
【写真2点】高級生地の上質感。2009年3月号男の城をもとに再構成