平型バイザーにミラーステー、前出しバンパーには筒出しを追加するなど、エクステリアも実に独創的。自由奔放な発想で、心からアートを楽しんでいる姿勢を感じさせてくれる。愛車はもっぱら通勤用に使用しているとのこと。異質な生地を組み合わせたこととともに、和風の素材を取り入れた点も注目だ。インパネ中央に設置した神棚に合わせて、フラット化された助手席部分には畳を敷き詰めている。型にはまらない発想で生み出された室内は、実にユニークだ。
豪華さを演出するシャンデリアは、市販品にビーズ増しを行いゴージャス感をアップ。リアウインドー周りのLEDチューブやヘッドレスト下の星型マーカーなど、光り物の使い方がひと筋縄ではなく、あくまでも独創性を追求している。
また、父親とともにオーバーヘッドコンソールや助手席前をテーブル状に加工するなど、ハンドメイドの腕前はハイレベルだ。自由奔放な発想と確かな工作技術が、見どころあふれる室内を生み出したといえる。
【写真2点】マジか……神棚!?2009年2月号男の城をもとに再構成