不動明王 迫力のペイントと大型パーツで男らしさを体現した日野プロフィアデカ箱ダンプ！

カミオン編集部 2023/07/23

デカ箱いっぱいに描かれたマッドペインターズのペイントが強烈な印象を放つ大型ダンプは、哥麿会に所属すると同時にチーム不動明王の看板車としても活躍している。

　　　　　　　

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躍動感あふれる“龍”のペイントは、あえて色を抑えて描かれたことで迫力が増幅されている。さらに、鏡面ステンレスで額縁状にしたことで、ペイントの存在感とともにクルマ全体のアート度を引き上げている点も見逃せない。

トップパートを飾るのは平型バイザーと角パイプ3本仕様のミラーステー。バイザー前面には菱抜き加工、サイドには菱形棒チップをあしらい、ディテールでもしっかり存在感を主張する。ミラーステーは3本の角パイプを立体的に組み合わせ、さらにパンチングステンレスをプラスしたオリジナリティあふれるデザインが施され、完成度の高い逸品だ。

フロントバンパーはスクエアな形状の舟型を採用。直線的なデザインがデカ箱ダンプのマスクをさらに男らしい雰囲気にみせている。アンドンを白ベースに黒文字という、シックな雰囲気で統一したことで、その迫力が一段と増しているように感じられる。

プロテクトップやサイドバンパーなど、その他の部分に入ったアンドンも、すべて同様のテイストで統一。クルマ全体の統一感はもちろんのこと、あえてアンドンの色を抑えたことで、このクルマのもつ独特の「圧力」をみごとに演出しているといえるだろう。

このクルマは残念ながら現在は活動を停止し、別のデカ箱で仕事をしているそうだ。いつの日か、この名車の二代目が、このコーナーに登場してくれるのを楽しみに待とう。

【写真7点】デカ箱という大きなキャンバスに龍のペイントが踊る。

カミオン2008年3月号トップアートをもとに再構成

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