トップアート いぶし銀なセンスを随所に光らせた80'sスタイルの美麗車 夕やけ丸

角パイプを基調に組んだシートキャリアは、前面に「赤地×金文字」のアンドン×3枚を装着するほか、上方には2段ハチ巻きマーカー、側面にはナマズマーカー×3発をコンビネーション。ランドマーク的な存在感をアピールする。

       



夕やけ丸は、レトロスタイルで飾り上げた秀作車。’13年には本誌の人気コーナー「道連れフォトストーリー」にも登場。満艦飾ながらも仕事重視のボディ設計が魅力的だ。

注目のキャブ回りには、マルイ商会がこしらえた舟型バンパーや鍛冶屋製のバイザーなど、完成度に優れた大型パーツ群を豪快にラインナップ。角パイプで組んだシートキャリアは、前面に所属クラブの会長が手腕をふるったアンドン×3枚をセットするほか、最上部には2段ハチ巻きマーカーを組み合わせている。

また、光り輝くVキャングリルは、330ヘッドライトとのコンビネーションも申し分なし。ウイングマークやドアの手すりパイプも上々のレトロ気分だ。

荷台回りにも、所属クラブの会長が筆を執ったアオリの欧文や、存在感のあるバスフェンダー、エッチングステンレスを用いたリア観音扉など、随所に個性的な見どころを用意。燃料タンク下から飛び出す3本マフラーは、シャープな見た目もさることながら、気持ちを高ぶらせる野太いエキゾーストノートも必聴だ。

「イメージは’80年代の由加丸です」。ツウ好みな進化は、この先もまだまだ続く。

各所の写真6枚

カミオン2014年9月号をもとに再構成

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