トップアート クルマ全体を彩るペイント群が百花繚乱の艶姿を披露する 心優丸

リアアオリには浮世絵をモチーフとした伝統的なペイントをフィーチャー。あえてモノトーンで描き、ほかの絵柄と変化を付ける。

       



横浜に本拠を置くアート・トラッククラブである心優船団の会長車として活躍する心優丸は、交友の広さを物語るかのように、全国各地のショップが手がけたパーツで飾り上げられている。

キャブにドッシリとした安定感をもたらすキャデラックバンパーや極太サイドバンパー、リアバンパーは、地元のトラックショップなかむらが担当。極上の鏡面ステンレスを使用し、’90年代スタイルを採り入れた味わい深いスタイルに仕上げている。

プロテクトップとロケット、ミラーステーは、滋賀県にある金沢板金が腕をふるった。そのプロテクトップにはアンドンとマーカーをコンビネーションし、変化に富んだデザインを実現。ダイヤモンドテールを仕込んだロケットは、ベーシックなフォルムでトップパートにアグレッシブさをプラスする。

そして、全身を彩る鮮やかなペイント群は、長野県の関看板店が筆を執った。荷台4面はもちろんのこと、ドアやフロントパネル、はてにはリアホイールのスピナーにまでペイントを導入。まさに百花繚乱の艶姿である。

これらペイントと各ステンレスパーツが親和的に絡み合うことで、ファンを魅了する会長車にふさわしい姿へと昇華している。

各所の写真6枚

カミオン2011年2月号をもとに再構成

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