トップアート 自作パーツを駆使しながらボディワークを極める個性派ダンプ 美里観光

両側を後方へスラントした立体的なプロテクトップは、マーカーラインと3枚のアンドンを配置。ベッセル下に並ぶマーカーとともに華麗なナイトシーンを演出する。

       



仕事ができる範囲に飾りを抑えながらも、“重量感”の演出も大切にしたオーナー。角底ボディのコルゲート張りや縞鋼板の加工などを自ら行うなど、ハンドメイドを織り交ぜながら思い描いた理想のスタイルを追求した。各パーツとも存在感抜群で、狙いとしていた“重量感”は申し分なしの出来映えである。

キャブパートは平型2段バイザーと角おこしパイプ3本仕様のミラーステー、舟型バンパーで武装するとともに、ドルフィン用トレーラグリルを装着し精悍なマスクを構築する。さらに弁当箱などの各種アンドンやワイパー羽根、手すりパイプなどが味わい深い雰囲気と華やかさを好演出している。

アンドン類は文句も含めて、友人が製作した逸品で、ウイットに富んだフレーズも実に印象的である。 最上部にハチ巻きを配した立体的なプロテクが際立つボディ回りは、幾何学的なデザインを施したリアフェンダーや、厚みをたっぷりと持たせたサイドバンパーが圧巻の迫力を主張する。さらにボリューミーな額縁仕様のケツブタで、リアビューも威風堂々たる姿を披露。たくましさと華やかさが共存する個性派ダンプだ。

各所の写真はコチラから。

カミオン2014年5月号をもとに再構成

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