トップアート 全身を彩る関口ペイントと高品位パーツの優れたバランス美 夢桜

リアを華やかに飾る歌舞伎絵は、ニックネームと牡丹をあしらった構図が見事。エアブラシの真髄を知り尽くした関口工芸の絶妙なタッチが魅了する。

       



大型鏡面パーツや豪快なペイントを採用しながら、クルマ全体をバランスよく仕上げた夢桜。石倉板金、アートフレンド、関口工芸と、アートを知り尽くした名匠たちが手掛けるだけあって、クラスを超えた迫力と美麗をアピールする秀作車。

トップパートに据えたバイザー&ミラーステーは、石倉鈑金がコーディネート。バイザーミミのパイプアレンジと角おこし4本仕様としたミラーステーは、立体美に優れ卓越したセンスとオリジナリティが光る。

前方には7発の筒出しに加え名文句の長アンドンもプラスされ、ナイトシーンにおいても抜群の威力を発揮する。

一方、アンダーパートもラッセル戻しバンパーとアンドンをマウントしたサイドバンパー、深掘り3連テールをアレンジしたリアバンパーなどで豪快にアート。前から後ろまで最下部のラインを合わせることで安定感のあるボトムを形成する。

さらにテーパー仕様のフェンダーや、筒出し10連テールも圧巻の存在感を披露。そして箱3面ペイントを中心にドアや工具箱に描かれた関口工芸の龍や歌舞伎をモチーフにした作品群が、華やかな雰囲気を盛り上げをオーラを全開する。

各所の写真はコチラから。

写真:岡崎雄昌 文:CAT菱川

カミオン2014年4月号をもとに再構成

RECOMMENDED

RELATED