ホンダ技研工業は9月28日、2024年春にデビューを予定しているN‐VANのEVタイプ車についての情報を先行公開した。
【画像7枚】人気のN−VANにに待望のEVタイプが登場。2024年春発売予定で、先行情報が公開!「電気で走らせて、はたらく、暮らすを広げよう」を合言葉に開発されている「N‐VAN e:(エヌバン イー)」。積み下ろしの自由な導線や、低床大空間の荷室はそのままに、パワフルなEVの走りをプラス。使いやすい実用性にもこだわっている。
EVで気になる充電性能面では、充電時間約5時間の普通充電と、充電時間約30分の急速充電の2種類の方法で充電を行う事が可能。夜間に充電を行うことで、都市部・郊外ともに最小限の充電回数での移動が可能な航読距離が追求されている。
また、新世代コネクテッド技術である「Honda CONNECT」に対応。Hondaリモート操作アプリを使い、効率的に充電するための機能をスマートフォンなどから遠隔操作することが可能となっており、充電待機時間の設定や、最大電流量設定、お出かけ前タイマー設定などを行うことが可能だ。
走行性能面では、走り出しからスピードにのれるEVの特徴を磨き上げ、フル積載でもN-VANターボ車と同等の加速性を実現している。モーターで動くEVは、エンジンと比べて低振動・低ノイズであるほか、N‐VAN e:は加速中の静寂性に優れるため、運転後の疲労感を軽減することができる。EVは車外に聞こえる音も静かなで、早朝や夜間でも心配することなく運転を行う事も可能だ。
インテリアでは、運転席の快適さが追求されている。シートは姿勢の安定を支えるため、背もたれは上部で体を支え、シートクッションは骨盤の動きを抑える形状になっているほか、エアコンやパワーウインドーのスイッチ、充電用USBジャックなどの快適装備が、運転席から無理なく手が届く場所に集約されている。
安全装備としては、e: L4とe: FUNには先進安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備。e: L2には標準装備の安全運転支援機能が搭載されている。
N-VANにおける注目ポイントである荷室は、EVに変わってもガソリン車で好評な「高さを確保した大空間」と「サイドとリアの大きな開口部」を再現。
助手席側のセンターピラーをなくすことで、横からも長尺の荷物を積むことができるようになっているほか、荷室下に搭載した駆動用バッテリーの薄型化にこだわり、床の低さが追求され、ガソリン車と同じ大空間の荷室が再現されている。
N‐VAN e:には、たのもしい道具として機能性と安全性を追求したスタンダードモデル「e: L4」、仕事にもレジャーにもなじむフレンドリーなスタイルとナチュラルな室内空間を実現した「e:FUN」、助手席側シートをなくし、より低床化。積載性と乗降しやすさを高めたモデルである「e:L2」と、3つのタイプが設定されている。
従来の使いやすさと、EVならではの快適性をあわせ持つ「N‐VAN e:」の続報は、今後も見逃せない。
>>充電性能面では、充電時間約5時間の普通充電と、充電時間約30分の急速充電の2種類の方法で充電を行う事が可能。
>>荷室は、EVに変わってもガソリン車で好評な「高さを確保した大空間」と「サイドとリアの大きな開口部」を再現。