007に浸れるハードさと ファッショナブルさを併せ持つ秘密兵器「ブライトリングトップタイム」|ヴィンテージウォッチの奥深き世界

角型のプッシャーが特徴で、操作性よりもデザインが優先されている。リューズトップの「B」の文字は美しい刻印を保つ。メッキの劣化がなく、良質な状態を保っている。

       
ブライトリングというと、まずはパイロットウオッチを思い浮かべる思う。このモデルもパイロットウオッチとしての機能は持ち合わせているが、ゴツいアビエーション系のデザインではなく、ファッショナブルな味付けがなされている。今回取り上げる「トップタイム」は、007シリーズ「サンダーボール作戦」に登場するのは有名な話。ハードな男くささと色気を演出する有効なツールなのだ。

【ブライトリングトップタイム|ヴィンテージウォッチの奥深き世界】

【画像10枚】ハードさと ファッショナブルさを併せ持つ秘密兵器「ブライトリングトップタイム」

ブラトリングが提案するファッショナブルライン

ブライトリングのブランドイメージはなんといっても、ゴツいクロノグラフのパイロットウオッチを思い浮かべるはずだ。自動車とはあまりなじみがないように思うだろう。しかし単なる時を知らせる道具ではなく、精密計器であることを基本コンセプトとしているだけに、パイロットだけでなくドライバーにだって有効なアイテムとなるはずだ。

事実、ジム・クラークやグラハム・ヒルなど伝説のF1ドライバーが愛用していたことは有名な話。コンマ何秒の世界で勝負する男たちが身に着けるものとして、信頼に値するギアだったはずだ。計器と呼ぶ腕時計だけに、ブライトリングの腕時計は、男の冒険心をかき立てる格別な存在となっているといえるだろう。

そんなシーンを象徴しているのが、770シリーズの第4作「サンダーボール作戦」で、ジェームズ・ボンドが作戦アイテムとしてガイガーカウンター付きのブライトリングトップタイムを身に着けていた。この秘密兵器により、放射能を感知して核の奪還に成功するというストーリー。007シリーズ初期におけるボンドの腕時計というと、ロレックス・サブマリーナーが定番となっているが、ブライトリングも重要な役割を担っていたというわけだ。

ブライトリングトップタイム Ref.2008


>>美しい状態を保った個体で、スクエアなデザインが特徴のクッションケースがエレガント。材質はステンレススチールで、ゴールドメッキ仕上げ。風防はプラスチック製。


>>角型のプッシャーが特徴で、操作性よりもデザインが優先されている。リューズトップの「B」の文字は美しい刻印を保つ。メッキの劣化がなく、良質な状態を保っている。

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