【1989年式 サバンナRX-7(FC3S) vol.1】
東京オートサロン2019の「TRA京都」ブースで初の一般公開。オリジナルのスタイルを大きく変える独創のフォルムに来場者の視線を釘付けにしたパンデムFC3S・RX‐7。
デザイナー三浦慶さんが「自信作」と語ったこのワイドボディキットは、フロントグリルの4灯フォグが新鮮。全体のフォルムは80年代のグループ5レースマシンや当時のネオ・クラッシック世代のスポーツカーを彷彿させる正統派デザイン。「FCだけどFCに見えない」いい意味でFCのイメージを打ち消しつつ、カスタムカーとしての鮮度と魅力を、再び引き上げたといっても過言ではないだろう!
このスペシャルマシンの製作を手がけたのは、岡山県倉敷市のロータリーショップである「三好自動車」だ。
>> 【画像24枚】13B型エンジンが後方にマウントされ、重量配分のよさを感じる。現在はFC定番のブーストアップ仕様で250㎰/30.0㎏-mを発揮。エアクリーナーはTRUSTのエアインクス>>ホイールはWORKのCR3Pの新作18インチで、フロントが215/40、リアが235/40の組み合わせ。タイヤはハンコックのヴェンタスV12evo。
>>パンデムはブリスターフェンダーで、ロケットバニーはオーバーフェンダーとテイストが分かれているTRA京都のエアロパーツ。全幅の拡大は全体のバランスを考えると60〜70㎜だそうだ。
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1989年式 マツダ サバンナRX-7(FC3S)
■エクステリア:344グリーン全塗装、パンデム製フルエアロキット(フロントバンパー、サイドステップ、リアバンパー、リアウイング)、R-Magic製ボンネット、スタイルマハロ製リアハッチゲート、ユアーズスポーツ製サイドミラー、LONZA製リアテールカバー、F/Rフェンダーアーチ上げ
■板金塗装:野原板金
■ラッピング:カムイプロデュ−ス
■エンジン:13B型(654㏄×2ローター)、250ps/30㎏-㎠(過給圧0.8㎏/㎠)、
■吸排気系:トラスト製エアインクス、φ80㎜三好自動車製ステンレスマフラー、φ98㎜テールパイプ、フロントパイプ
■冷却系:KOYO製アルミ2層ラジエーター、三好自動車製インタークーラー
■駆動系:マツダスピード製クラッチ/フライホイール、OS技研製LSD
■燃料系:SARD製燃料ポンプ
■制御系:APEX製パワーFC、トラスト製プロフェック
■サスペンション:エアレック製エアサス・ニンジャキット
■ブレーキ:IDI D350パッド
■タイヤ:ハンコック ヴェンタスV12evo(F)215/40R18 (R)235/40R18
■ホイール:WORK製ワークエモーションCR3P(F)18×9.5J -29 (R)18×10.5J -54
■インテリア:Greddyステアリング、パンデム製バケットシート(左右)/6点式ハーネス、Pioneer FH9400カーナビ
【2】に続く初出:ノスタルジックスピード 2020年 2月号 vol.23
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
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