あなたのお気に入り、入ってますか? ハチマル、時代を彩った個性的な名車達12選

12台を一挙紹介

       
【超実力派宣言 時代を彩った個性的な名車達】

王道じゃなくても、ちょっと変わっていてもいいじゃない。それが、そのクルマの個性なんだから。今回は、今では見かけることも珍しく、記憶の片隅に追いやられてしまったけれど、じつは魅力が満載の希少車たちを集めてみた。

>> 【画像12枚】時代を彩った個性的な名車達12選を紹介

【1991年式 日産 ブルーバード オーズィー (HAU12)】



1957年に初代が誕生し、傑作の誉れ高い510を筆頭に、数々の名車と逸話を残してきたブルーバード。その歴史の中でも1987年にデビューした8代目のU12は、いまだに高い人気を誇っている。だが、そのU12にオーズィーという5ドアハッチバックが存在したことをご存じだろうか。オーズィーはその名の通りオーストラリアに関係するモデルで、この個体のオーナー、オーナーは、現地オーストラリアでオーズィーの開発に携わったひとりである。そのオーナーの証言を元に、オーズィーの誕生の経緯をひも解いていきたい。


【1987年式 トヨタ スプリンター シエロ 1600 GT(AE92)】



AE92と聞いて、ハチマル読者の多くがトレノを思い浮かべることだろう。大ヒットしたハチロクの後を受け、1987年5月にデビュー。シリーズ初のFFレイアウトを採用し、エンジンは4A-G型のほか、スーパーチャージャー仕様の4A-GZ型も搭載された。ただしFFのため、走り系ユーザーからは敬遠されてしまう。その一方で、スペシャリティーカーブームの影響もあり、手頃な価格で手に入れられるクーペということからシリーズ最高の販売台数を記録したのだ。しかし、ここに登場するAE92は、そのトレノではない。そして、長い歴史を誇るセダンでもない。新たにスプリンターのみにラインナップされたシエロだ。


【1988年式 マツダ ペルソナ 2000 DOHC タイプB(MAEP)】



1988年にデビューしたペルソナは、カペラのコンポーネントを流用した4ドアスペシャリティーカー。当時のはやりだったピラーレス4ドアハードトップを採用し、水平基調のシルエットはウエッジシェイプ全盛だった当時としては新鮮なものだった。また、ヘッドライトやフロントグリルはブラウン調スモークの着色を施して一体感を高めるなど、斬新な手法が積極的に取り入れられた。

【キラリと光るストロングポイント、後世に残したい不運な実力車たち】




初出:ハチマルヒーロー 2016年 7月号 vol.36
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)


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