「もっとあぶない刑事」の劇中車としても活躍したグランツ【3】1990年式 日産 グロリア 4ドアハードトップ V20 ツインカムターボ グランツーリスモ SV

レパードXSと同じ、VG20DET型を搭載したY31グランツーリスモ

       
【 1990年式 日産 グロリア 4ドアハードトップ V20 ツインカムターボ グランツーリスモ SV Vol.3】

【2】から続く

 さて、このように従来のセド・グロとは異なるキャラクターとなったグランツーリスモは、テレビドラマ「もっとあぶない刑事」の劇中車としても活躍。レパードほどの爆発的なヒットとはならなかったものの、そのイメージにあこがれるユーザーも少なくない。

 オーナーはあぶない刑事の大ファン。それゆえ、小学生の頃から劇中車のレパードにあこがれ、免許取得後は当然のように後期レパードXSを購入。そしてVG20DET型のパワフルな走りを楽しみ、10年近くをともに過ごした。しかし、不慮の事故により廃車に。その後オーナーは再びレパードを購入しようと考えたが、結婚して家族が増えたこともあり、劇中に登場し、同じエンジンを搭載するY31グランツーリスモを選択したそうだ。 こうしてオーナーのもとにやってきたグランツーリスモは、もともとコンディションの良い個体だったが、各部のスリ傷を修復して磨きをかけることで、新車同然の状態に復活。今後も徹底的にフルノーマルを維持することに努めていくそうだ。

>> 【画像15枚】グランツーリスモ専用のフォグランプを組み込んだエアダムバンパーやブラックグリル、トランク右エンドに装着されるグレードバッチなど

text : Rino Creative/リノクリエイティブ photo : MOTOSUKE FUJII(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ)

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