【東京オートサロン2023】デザイン一新で更に進化した空力性能! NISSAN GT-Rの2024年モデルが初披露。

2024年モデルのNISSAN GT-R プレミアムエディション T-Spec

       
日産GT-Rの2024年モデルが、千葉県千葉市・幕張メッセで開催中の東京オートサロン2023において初お披露目された。
オートサロンの日産ブースに登場したのは特別仕様車「プレミアムエディション T-Spec」と「NISMO スペシャルエディション」の2車種。
2007年に登場した日産GT-Rは数年に1度、時には1年ごとの改良が重ねられており、今回は2021年秋に発売された2022年モデル以来の登場となる。

【画像9枚】T-SpecとNISMOスペシャルエディション。オートサロン会場で初お披露目された2台のNISSAN GT-R2024年モデル

今回の2024年モデルでは空力性能を更に向上させ、洗練された乗り味を実現している・それに伴い、グリル周りのデザインが変更され、外観の印象も大きく変化している。

また、今回のモデルにおける大きな技術開発として、新構造のマフラーを導入している。
次第に厳しくなる社外騒音規制に対応するために、騒音を低減させつつもパワーを低下させず、またドライバーが気持ちいい排気音を両立させるために、分岐構造を持ったマフラーを開発。
これによって従来の排気の流れを維持したまま低音域の騒音を低減し、なおかつ高回転になるほど気持ちいいサウンドが感じられるようになっているという。

2024年モデルの開発キーワードは「人の感性に気持ちよく、それでいて速い」「トータルバランスを高い次元へ」。
まさにR35GT-Rの集大成ともいえるモデルとなっている。

今回お披露目されたのは2台のGT-R。
専用のサスペンションセッティングと専用カーボンセラミックブレーキを採用した特別仕様車が「NISSAN GT-R プレミアムエディション T-Spec」。
T-Specの「T」は時代を牽引するクルマであり続ける「Trend Maker」と、しっかりと地面を捉え駆動する車両「Traction Master」であるという意味が込められている。

一方「NISSAN GT-R NISMO スペシャルエディション」は、GT-R史上最高のパフォーマンスを発揮するとされるGT-R NISMOのリニューアルに加え、ピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに高精度重量バランスエンジン部品を採用し、NACAダクト付専用カーボン製エンジンフードなどを特別装備した仕様となる。

GT-R 2024年モデルの正式発表&発売は、2023年春を予定。なお、GT-R NISMOのみ同年夏が予定されている。
価格、注文方法などについては今後発表予定だ。


>>2024年モデルのNISSAN GT-R プレミアムエディション T-Spec



>>NISSAN GT-R プレミアムエディション T-Specのリア。GT-Rエンブレムの下に「T-spec」のプレートが追加されている。




>>NISSAN GT-R NISMO スペシャルエディション。クリア塗装仕上げのNACAダクト付専用カーボン製エンジンフードを装備。



>>従来のGT-R NISMO同様に専用エアロパーツを装着。



>>GT-R NISMOのVR38DETT型エンジンはNISMO専用チューニングが施される。GT-Rカラーであるレッドが印象的。

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