<横浜中華街>「酉の市といえば!」|スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 第40回 中編

酉の市昼の部を終えてから、雨もようの横浜の町でちょっとお茶の時間

       
無事に一年を過ごしたお礼と新しい年の開運祈願に、地元横浜の酉の市から中華街のおめでたいお料理をハシゴしてきました。

【 スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.40 中編】

前編から続く

 まずは神社に一年のお礼と来るべき年の幸運を祈願したあと、「酉の市といえば!」の熊手を買いましょう。等身大ぐらいの巨大なやつを買って三本締めしてるような風景はよくテレビでやってますが、さすがにあんなデカイのは買えません。レディーバードに乗せたいので。そもそも、熊手の値段というのはどれぐらいのものなのか……小さくても縁起物だからご祝儀をはりこまないといけないのか……まだまだ知らない日本の文化。こういう機会に勉強するのです。

 沿道の出店の中でも、熊手の店が並んだ一角はひときわ屋根が高く、提灯が掲げられ、満開の花のように熊手が飾られトップスター級の華々しさ。で、小ぶりでレディーバードの中に飾れるぐらいの、そしてここが肝心なところですが「大貴誠の美意識にかなった熊手」がほしい。そんな大それたもんじゃないけれど、「竹は黄色じゃなくて青竹なのがいい」とか「ついてる鯛の表情がちょっと」とか、好みがあるのです。熊手にはさまざまな飾りがついていて、「クルマがついた熊手ないのかなあ」と探したけれど残念ながらそれは無し(交通安全を願う人も多いので、熊手屋さん、来年はひとつクルマつき熊手をお願いします)。
 

>> 【画像22枚】縁起熊手:歩きまわってさんざん見てまわって、やっとお気に入りの熊手をみつけた酉の市の風景など



「ティーブレーク」 

酉の市昼の部を終えてから、雨もようの横浜の町でちょっとお茶の時間。桜木町に近い吉田町(洋風レトロな建物のお店やギャラリーがポツポツ並んでいる大貴誠の好きな町です)の焼き菓子屋さん「BAKE ROOM」で、お茶とケーキ。おいしくておしゃれで、ガラス窓から見るレディーバードがすごくよく似合う、いいお店です。







「春節料理」 

中華街にある広東料理の「龍鳳酒家」。急に頼んだのに、できる範囲で材料も集めて出していただいたのが、お正月につきものという「塩玉子入りの海鮮茶碗蒸し」と、福の字の焼印を押した「タイラ貝の炒めもの」に、「アカハタ(魚)の清蒸」。これは「年年慶有餘(年中余裕がありますように、という中国語)」の、「餘」と「魚」の音がいずれも「イー」と同じことから、正月には尾頭つきの魚を食べて祝うのが習わしになったとか。おめでたいだけじゃなく、おいしくてもうお腹ぱんぱん! 大好物の鶏のカシューナッツ炒めは断念。あとは紹興酒を「飲むマネだけ」。くー、飲みたかった(けど、ダメ、ぜったい)。
■龍鳳酒家 神奈川県横浜市中区山下町152
 TEL045-662-9201




後編に続く

初出:ノスタルジックヒーロー 2018年2月号 Vol.185
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.40(全3記事)

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前編から続く

text:RUEKA AOKI/青木るえか photo:RUMI MATSUSHITA/松下るみ

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