クーラーボックスを積み込めば釣りバカ日誌のハマちゃん仕様!? 納屋の中で35年間保管されていた1台|ホンダ Z・GSS|旧車生活へのいざない Vol.5

北見けんいちさんに直筆していただいた、ホンダZと釣りバカ日誌の浜崎伝助ことハマちゃんの2ショット。コミカルな雰囲気が楽しい。

       
「釣りバカ日誌」と聞けば、ハマちゃんスーさんのコミカルな掛け合いでおなじみの国民的映画を思い起こす方が多いだろう。その原作漫画の作画で活躍している北見けんいちさんは大のクルマ好き。最近手に入れたばかりというホンダZを前に、過去のクルマへの思いを語ってもらった。

【ホンダ Z GSS|旧車生活へのいざない】

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 このZはまだ手に入れたばかりでどこにも走りに行っていないという北見さん。「京都に仲間がいるんだけど、そこまで見せびらかしに行きたいね」。その行動力は75歳という年齢を感じさせない。



▶▶▶【画像22枚】クーラーボックスを積み込めば釣りバカ日誌のハマちゃん仕様となる、上に跳ね上げると広い開口部が表れトランクスペースに大型の荷物を積み込むことができるリアウインドーなど

 クルマのことを話す北見さんの笑顔は、まるで釣りが大好きなハマちゃんの笑顔と重なって見える。趣味のクルマとともに、人生を楽しんでいる様子が伝わってくるのだ。

ガレージイワサで復活

ホンダスポーツの専門店というイメージの強いガレージイワサだが、北見さんの頼みでホンダZをレストア。ボディをバラバラにし、塗装をすべてはがしてやり直してある。ベース車はホンダツインカムクラブ鈴木誠会長のお父さまが乗っていたもので、81年に廃車になり、納屋の中で35年間保管されていたもの。部品はEAエンジンに強い360cc軽ショップのネオライフで融通してもらうなど、いろんな方から協力を得て、見事な仕上がりとなった。



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初出:ノスタルジックヒーロー 2016年 6月号 Vol.175(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

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photo:RYOUTA SATO/佐藤亮太

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