女子的こだわりのつまったパイクカーの代名詞|1990年式 日産 パオ キャンバストップ Vol.1

女子的こだわりのつまった パイクカーの代名詞パオ。

       
【1990年式 日産 パオ キャンバストップ Vol.1】

 80年代後半、社会現象ともなったパイクカー。人気を支えたのは女性。男性の趣味趣向中心のラインナップの中で、パオをはじめとする日産のパイクカーは、女性が心から乗りたいと思えるクルマだったのだ。

 今回の取材車両のオーナーも乗りたいクルマを探して、パイクカーに行き着いた一人。結婚を期にクルマ通勤となったオーナーは、どうせ買うなら好きなクルマにしたいと自動車販売店を経営するご主人に相談した。もともとミニやフィアットなど小さなクルマが欲しかったが、以前乗ったパオの印象が強く残っており、探してきてもらったという。ご主人は自分のネットワークを駆使して何とか程度のよいパオを入手。しかし、発売から25年も経過するクルマ。一見キレイでも中身はそれなりにヤレてきている。そこでご主人は、エアコン一式、オルタネーター、タイミングベルト、パワステなど普段快適に乗るための機構をすべてレストア。こうして初めての車がオーナーのもとへやってきたのだった。


▶▶▶【画像14枚】マニアックなチョロQプラモに専用車検証入れ。当時CMで使われたピンクも所有するミニカーなど



ヘッドライトカバーはちょっと傾けて、困った顔に見せているのが可愛い。グリルはシルバーにペイント。





サイドミラーはアイボリーカラーのパオと交換。ステリアングと合わせて色のアクセントにしている。





トランク内の上部もシートに合わせて張り替えられている。ウインドーのスモークも自分で。


【2】に続く

初出:ハチマルヒーロー 2014年 08月号 vol.26(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1990年式 日産 パオ キャンバストップ(全3記事)

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