走りも撮影すると知ったとたんステアリングを交換した彼女|ハチマル女子会|1987年式 日産 シルビア RS-X Vol.1

「この細さじゃないとドリフトできません」とのこと。

       
今回の女子会はドリフト女子。
ドリフトする女性は数多く存在するが、いろいろ謎の多い不思議な女性の登場だ。

【1987年式 日産 シルビア RS-X Vol.1】使い古されたレースカーのようにやれているシルビア

 彼女が、横に並ぶボロボロのS12シルビアのオーナーであると言われても、理解にしばらく時間がかかるだろう。古いというわけではない。使い古されたレースカーのようにやれているのだ。一見してドリフトでぶつけた跡だとわかるクルマの四隅の傷。ロールケージが組まれた車内は余計なものが一切なく、後部座席だった場所にはスペアタイヤを載せるためのブルーシートが敷かれている。

▶▶▶【写真21枚】ステアリングをナルディに交換。「この細さじゃないとドリフトできません」という彼女など


お気に入りのGTウイング。車検のたびに付けたり外したり、警察に呼び止められたりした思い出のパーツ。


 オーナーである彼女はというと、ドリフトはおろか「助手席専門です」と言ってもおかしくないような可愛らしい女性。どうして彼女がこのクルマに乗り、そしてドリフトをしているのだろうか。

 最初のきっかけは、学生時代にバイト先の友人に誘われてサーキットにドリフトを見に行ったことだったという。


ピラーのシルビアエンブレム。これがS12の純正ロゴ。リアのエンブレムはS15のもの。





ホイールはロンシャン。タイヤはフェデラルRS-R。





意外に静かな5ZIGENマフラー。



【2】【3】に続く

初出:ハチマルヒーロー 2013年 11月号 vol.23(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1987年式 日産 シルビア RS-X(全3記事)

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text : 80HERO/編集部 photo : MAKOTO INOUE/井上 誠

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