【元祖TC24搭載編01】超絶スペックの元祖TC24をいよいよ超シャコタンZに搭載!|新車同様のマシンに最強の心臓を|ノブちゃんS30Z製作記 Vol.16

チェーンブロックが入口の梁に取り付けられているため、ガレージの入口にS30Zを押して移動。いよいよ積み込みスタート!

       
【ノブちゃんS30Z製作記 Vol.16 <元祖TC24搭載編01>】

今までトミタクガレージで元祖TC24が組み上がったところまでリポートした。その後、エンジンはミニキャブに積み込まれ、片岡ガレージに運び込まれ、ついにS30Zに積み込む作業が行われることになった。実際の作業はお正月休みを利用し、積み込みからエンジン始動までを一気に行う予定で、今回は、エンジン積み込み作業を紹介する。

 年末の忙しい時期、決してヒマではないなハズの大の大人が、朝から片岡ガレージに集合。メンバーは、片岡親子を筆頭に、エンジンを製作したトミタクこと富松拓也さん、ボディ加工&補強、タコ足&マフラー製作担当の長瀬発動機の長瀬肇さん、なんと北九州から駆け付けた田中浩一さん(TCファンクラブ会長)、そして旧車仲間の小野田竜也さんの6名が集まった。


エンジンを載せる前のS30Zをチェック。


エンジンルーム内もバッチリ養生されていた。


装着するクラッチは、富松さんが2011年に製作したトミタクスペシャルで、フライホイールは限界まで肉抜きされた2.5㎏だ。


ディスクはOS技研の特注フルカーボンディスク仕様。ノブちゃんもニンマリ!


「ボディも、エンジンもキズを付けたくない」というノブちゃんの意向を尊重し、毛布やウエスで完全保護。


ベテランたちが、まるで初心者のように慎重に作業していた。


エンジンを搭載する際、タコ足を取り付けてあったが、6-1集合部分とマフラーを接続しようとしてところ、上手く入らないというハプニングが発生。製作した長瀬さんも、「作ってから3年もたつと、忘れてしもうとる」と難航。一旦、タコ足をバラシ、1気筒ずつ確認しながら、集合部分を入れようとするが、ボディと接触。


お昼の休憩を挟んで、次はミッションをドッキング。ボディの下に潜り込んで作業するために、約40cmほどジャッキアップ。



オイルクーラーはナラシ期間中は不要のため、今回は配管しない予定。

掲載:Nostalgic SPEED vol.010 2016年 07月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

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text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Ryotarow Shimizu/清水良太郎

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