〈2〉「全てのスカイラインを集めたい」を実現したオーナーは、スーパーカーとレーシングカーも収集|スカイラインを全タイプ収集した読者 Vol.2

       
今から約30年前、ノスタルジックヒーローの読者投稿コーナー「アルバムからの1枚の写真 総天然色編」に掲載された「将来は全タイプのスカイラインを集めたい」という一人の読者のコメント。

その夢を実現した、スーパー読者であるオーナーのPさんから連絡があり、編集部は取材へ。

Nosweb.jpでは、60台以上というそのコレクションを5回に分けて紹介する(本稿は第2回)。


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初代スカイラインからR34スカイラインまで歴代スカイライン・コレクションだけでもため息が出るが、コレクションは60台以上!

今回はランボルギーニ、フェラーリ、そしてモータースポーツ車両などを紹介する。


スーパーカーブームの頃、フェラーリと人気を2分したガルウイングのランボルギーニ・カウンタック。LP400から、排気量を5167ccに拡大し、4バルブ化したV12エンジンを搭載。最高出力は455psをマークした。


フェラーリ365BB
キャブレター仕様の180度V12気筒エンジンをミッドに搭載する365BBは、スーパーカー世代の憧れの的。


なんとこのクルマの初代オーナーは、アメリカの超有名歌手「フランク・シナトラ」というプレミアムな1台。この365BBに乗って、イベントに参加したこともあるそうだ。


ピレリの輸入代理店である阿部商会のショールームに飾ってあった、ランチア・ストラトス グループ4。


実戦に投入されたかは不明らしいが、当時のワークスカーと同じスペックとなっている。実走できるようにレストアされ、ナンバーを取得済み。


86年に日産が初めてル・マン24時間レースに参戦した時のマシン。マーチのシャシーに3LV型6気筒ターボエンジンのVG30を搭載したグループCカー。ドライバーは、星野一義、松本恵二、鈴木亜久里のトリオ。


なんと現在はナンバー付きで公道を走れるとのこと。機会があれば、カウルを外して詳細を見てみたい!



レストア中のインターメカニカ・オメガ。シャシーとボディはイタリア、エンジンやドライブトレインはアメリカで組み込まれた。エンジンはフォードV8でコブラと同じ。



ランボルギーニ・カウンタックは、スーパーカーブームの頃に、ある職人が製作した自走可能なミニカウンタックを譲り受けた。



マクラーレンとフェラーリのミニF1は、91年にホンダが製作。セナのチャンピオン記念に5台(フェラーリ1台)作られたが、鈴鹿での接触リタイアのため、お披露目は中止となった。


掲載:ノスタルジックヒーロー 2012年8月号 Vol.152(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

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text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Ryotaraw Shimizu/清水良太郎

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