「この先、手放すことはない」ウインドー下をレストアし全塗装|日産 フェアレディZ-L 2by2 Vol.3

2シーターに比べるとクオーターピラー部分が延びた印象がある。

       
【日産 フェアレディZ-L 2by2 Vol.3】

 ようやく憧れのフェアレディZを手に入れられたオーナーの神原さん。

 しかし、手元に届いたZをよく見ると、ガンメタのボディの左右のドアは色あせ、フェンダーがサビでボロボロの状態。ダッシュボードも2つに割れていたり、けっこう酷い状態だった。

そのため、とりあえずサビが目立たない程度に紺色で仕上げたが、今から10年ほど前に、「この先、手放すことはない」という気持ちもあって、ボディのウインドーから下をレストアし、ワインレッドのボディに生まれ変わった。

その後、石川県に移り住み、Zに詳しいグリーンベルモーターで定期的にメンテナンスや修理を依頼しているという。21年を共にすごしてきた相棒のZとは、気持ちが通じるという神原さん。この先もまだまだ走り続けていく。

前期は「AMP」(電流計)で,後期は「VOLTS」(電圧計)に変更されるなど、後期型は書体や表記が異なる3連メーターなど【写真6枚】


真正面からは2シーターと見分けがつかない。



クオーターピラー部分が延長されているのが2by2の特徴。オーナーメントも専用デザインだ。



3連メーターも後期型は、書体や表記が異なる。前期は「AMP」(電流計)で,後期は「VOLTS」(電圧計)に変更された。



固定用ベルトや内張りは純正そのまま。



型式GS31の「G」は2by2を表す。


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関連記事:Nosweb.jp フェアレディZ に関する記事 一覧

掲載:ノスタルジックヒーロー2010年10月号 Vol.141(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Ryo-raw Shimizu/清水良太郎

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