【武者グラフィックバンDX!!】ワイドフェンダーでグラマラスなボディメイクも見逃せない! 走りイメージのモディファイを各部に施した200系ハイエース

武者グラフィックとグラマラスなボディメイクで強烈なインパクトを与える200系ハイエース

       
“愛と憧れ”を詰め込んだド迫力の武者グラフィックエース!

【画像9枚】巨匠アートファクトリーによる超絶グラフィックス、CRS謹製のワイドフェンダーでグラマラスにボディメイクしたフォルムなど、武者グラフィックで強烈なインパクトを与える200系ハイエースの全貌はココから!!

強烈な個性を発揮する200系カスタムは多いが、外装からエンジンまで、オーナーの思いを目一杯に込めて完成したこのハイエースはかなり格別だ。

オーナーがこのスタイルに行き着いたのは、2台のドリフトマシンとの出会いがキッカケ。

その1台は、オーナーがティーンエージャーの頃に見たウエルドのD1マシン。
武者のグラフィック処理が施されたドリ車に惚れ込み、いつかは再現したいと思い続けていた。

そして月日を経て、その憧れを満を持して具現化することに!
武者のラッピングは当時ウエルドの車両を手がけたアートファクトリーにオーダー。
サイドの絵柄は当時のウエルドの原画を元にCG化するなどアップデート。
また、前後のデザインは新規で書き下ろし。
その甲斐あって、荒々しい武者が全身に描かれた全方位インパクト満点の1台に仕上がっている。

前後エアロにはエセックスのプログレス1をチョイス。
これは、オーナーが憧れたもう1台のマシン、CRSのドリフト号を意識したもので、あえてバンパーラインが一直線に通った3型用エアロを用い、ヘッドライト回りを4型に合わせて加工装着するというひと手間も加えられている。

さらには、エセックス製18インチホイールやスーパーオーバーフェンダーなどをセット。
出幅の大きなフェンダーに対し、小ぶりなサイドライナーを組み合わせた、メリハリのあるスタイル作りはお手本のようだ。

カスタムはエンジンにも及び、ブリッツのスーパーチャージャーを投入。

自家用車なのに、目立ってナンボの競技車両のごとく、ド迫力のルックスと走りを両立させた、ひと目見ると忘れられないマシンの完成となった。



>>3型用フルバンであるエセックス・プログレス1は、かつてCRSが製作したドリフト号に用いられたエアロ。ドリフト号に心奪われたオーナーには、装着に加工が必須としても欠かせないアイテムだったそう。


>>ヘッドライト下部やグリルとの接合部などを加工し、新たなプレスラインを作ってまでエセックスのプログレス1をフィッティングしている。


>>リアエアロもプログレス1を採用。こちらは、ブリッツの4本出しマフラーを2本出しに変更し、エアロデザインにマッチさせている。


>>ホイールは大径の19インチではなく、あえて18インチをチョイスし、4インチの生足ロワードで“スポーツムード”を重視したセッティングとしている。LEDバーでの足下のライトアップに加え、大型リアウイングをセット予定。より往年の“スポコン”らしさを追求したカスタムを目論んでいる。


>>レーシーな外装を作る上でポイントになったのはサイドビュー。ボリューム感満点のスーパーオーバーフェンダーを投入し、ホイールにはELの18インチ(フロント:10.5J、リア:12J)をセット。大きく被るワークススタイルのオバフェンとディープリムのホイールの組み合わせで立体的なサイドビューを作り、小ぶりなサイドライナーを使うことでメリハリも利かせている。


>>ウエルドレーシングのD1マシンに描かれていた武者のイラスト(当時はカッティングシート処理)を手掛けたアートファクトリー・澤田氏にハイエースのグラフィックス製作を依頼。当時のスケッチを元にして現代流のアレンジを加えたのがサイドボディのイラストで、前後のデザインはこのハイエースのための新規書き下ろしとなる。


>>走りイメージのモディファイを各部に施し、実際にスポーツドライビングをこなせる仕様にセットアップされている。その1つがブリッツのスーパーチャージャーの装備。中低速を太らせる狙いを達成している。


>>コックピットにはブリットのフルバケットシートをビルトイン。ステアリングにはMOMOをセットし、スポーツドライビングを具現化している。


>>ラゲッジは縞鋼板風フロア処理でシンプルメイク。旧車バイクが好きなので、普段はXJ400Dを運ぶのに使っているそうだ。

【画像9枚】巨匠アートファクトリーによる超絶グラフィックス、CRS謹製のワイドフェンダーでグラマラスにボディメイクしたフォルムなど、武者グラフィックで強烈なインパクトを与える200系ハイエースの全貌はココから!!


『カスタムCAR』2021年3月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ハイエース・ナローボディ・バンDX/2019年型
SOURCE:CRS横浜、アートファクトリー

PHOTO/佐藤亮太 TEXT/土田康弘

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