【E52エルグランド用バンパーと2コイチフェイス!!】生足シャコタンフォルムで唯一無二なこだわりスタイルをメイクするNV350キャラバン

ショップとともに製作した見事なエアロフェイスが唯一無二なNV350キャラバン

       
生粋の日産党が仕掛けるこだわり満載のオレ流NV350

【画像8枚】E52エルグランド用バンパーを大胆にドッキングした2コイチフェイス、レーシーなリアビュー、生足シャコタンフォルムなど、気になるNV350キャラバンの全貌はココから!!

大工という職業柄、仕事用に購入したNV350。
当初はエアロレスにファブレスの17インチ、2.5インチダウン、といったライトメニューだった。
しかし、コツコツとカスタムを重ね、現在の姿へ。

オーナーは、ドリフト系、ゼロヨン、グリップなどなど、走り系の遊びはほぼ通り抜けてきた。
シルビアやローレル、Y32セドリックで、かつてドリフトをしていた生粋の日産党ゆえ、NVにはハイエース用からのパーツ流用は控え、日産系パーツを掻き集めてカスタムしている(唯一ホイールのみハイエース用のインセットを使用)。

目指したのは「シンプルレーシー」。
人とカブることはせず、かつ派手さは抑えてモデファイ。
実は前置きインタークーラーも装着(ダミーではなく機能しており、冷却効果もアップ)しているが、あくまでその存在は控えめに。
ちなみに、日産党らしく、シルビア用から流用している。

フロントからリアへと、ボトムに使われているエアロは、行きつけのショップに教えてもらいながらFRP加工をお手伝いした合作。
オーナーは住宅系の大工職人だけに、その仕事っぷりは折り紙つき。
内装のカーボンシート貼りや天井の内張りを外してのブラック化もDIY。

エアサスは車高が下がって当たり前だからと生足派。
同じ理由で足回りの加工やボディの加工もしていない。
「加工すれば車高が下げられるだろうけど、あえてやらないのが自分なりのこだわり」だと語ってくれた。

NV350本来の原形はとどめつつ、さらに自分色にできるか。
それが今後のカスタマイズでもキーワードとなる。



>>CLSのリアバンパーには、S.A.Dカスタムのバックフォグをビルトイン。このバックフォグをキレイな高さで入れるため、リアバンパーのデザイン部分の高さを2〜3cm詰めるというさりげないこだわりも注入している。リアウイングはボディラインをチョイスしてセットすることでレーシーな雰囲気をより一層強調している。


>>クリアのヴァレンティのテールランプをベースに、テール全体をキャンディブラックでサラリとペイント。塗りすぎると真っ黒になってしまうがゆえに、絶妙のサジ加減に注目だ。


>>中央部のヒネリが特徴的なKMTのサイドステップ。さらにそのキャラクターを象徴するリアエンドの高さのあるカナードを自作でグッと低く加工。より全体となじむシンプルなルックスへと変貌させている。


>>生足なので、車高を低く設定できる18インチのカミュラをセレクト。IN38のため、ボディラインのオーバーフェンダーもセットしている。


>>1列目が3人乗り仕様のDXグレードのため、助手席はセンターコンソールとセットのクラッツィオ・シートカバーで対応。シンプルでわかりやすいと室内カラーは赤×黒で統一している。ブラック化した天井は染めQを20本使用した力作だ。




>>フォグまわりに特徴的な4灯デイライトを持つケンスタイル製E52エルグランド用のバンパーを、センターを中心に縦側も横側も短縮加工し、純正ベースと2コイチで製作。ナンバープレートから上は、シンプルかつ高級感のある絶品デザインへとワンオフしている。外装をお願いした310モーターガレージと一緒に製作した見事なエアロフェイスだ。


>>あまりの車高の低さに、現場にこのキャラバンでは入れなくなり、日産党らしくクリッパーを買い足ししたオーナー。E52エルグランド用バンパーを大胆にドッキングしたフロントマスクが強烈なインパクトを与えている。

【画像8枚】E52エルグランド用バンパーを大胆にドッキングした2コイチフェイス、レーシーなリアビュー、生足シャコタンフォルムなど、気になるNV350キャラバンの全貌はココから!!


『カスタムCAR』2018年12月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:NV350キャラバン・ナローボディ・バンDX/2013年型
SOURCE:310モーターガレージ、ブレインチャイルド

PHOTO/伊勢馬場建次 TEXT/木村隆之

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