全体のイメージはUS風、顔と中身はデコトラ風!和洋折衷80’s狙いのイカしたキャブコン登場!!【画像6枚】サイドラインとカーテンで懐かしテイストを演出するフォルム、高級キャンパーながらデコトラ風味内装、USバニング意識した各所のディテールなど、イカしたキャブコンの全容はココから☆ 昨今のアウトドアブームにより、愛車を利用したキャンプスタイルがスタンダードになってきた今日このごろ。
そんななか、どこでも気軽にサクッと車中泊できちゃうキャンピングカーも注目されているんだけど、よくあるFRP製の丸っこい白系シェルじゃフツーで面白くない、なんて人もちらほら。
ここで紹介するオーナーもそんな1人。
仕事も遊びもクルマがメインなカーガイのオーナーは、US系や旧車系、さらにはデコトラ系などを幅広く嗜むお方。
カスタムCAR本誌でも過去何度も登場したことがあるほどだ♪
そんなオーナーは、これまで家族旅行の際は、ハイエースやミニバンで出かけていたのだが、お子さんが大きくなったのを機に、車内が広いキャブコンへの乗り換えを考える。
そこでオーナーが出会ったのが、スクエアなシェルが特徴のミスティックのアンセイエだ。
その武骨な後ろ姿に、往年のUSバニングを感じたオーナーは、即オーダーするのだが、そのままメーカーが用意したプラン内で収めないのがカーガイのやり方!
まずは、自宅ガレージに収まるようにアルミシェルの全高を約15cmショートで発注。
わずか15cmとはいえ、インテリアに備え付けの家具も短くしないといけないので、結構手間がかかる作業だ。
さらに一般的なキャンピングカー屋ではオススメしないブラック(洗車やメンテが大変!)でオールペンを施し、エアブラシ入りタイヤカバーやお手製サイドラインなどを加え、’80年代のUSバニング風に。
一方で随所にメッキパーツやデコトラ系アイテムを装着し、和風テイストもミックス!!
長年愛し続けてきたカスタムをひとつに集約した唯我独尊スタイルなので、ジャンル問わずいろいろなイベントに参加できるのがうれしいとのこと。
もしかしたら、どっかのイベントで見かけるかもよ〜?
>>キャビン内は、ミスティックメイドの高級感あふれる家具をベースに、当時モノのマリンライトや特注シャンデリアをセットし、古き良きアメリカを演出している。
>>運転席側は、金色モケットを使った特注インテリア仕上げ。昭和デコトラスタイルを体現している。
>>足元のホイールには、サラッと15インチのデイトナをセットしている。
>>リアには友人が描いたエアブラシ入りのスペアタイヤカバーとメッキがけしたステップバンパーなどをセットし、USバニング風のルックスに。テールランプはトラックカスタムでマストなTTL-6型テールランプを採用している。
>>シェル前面のバンクヘッドの窓には、さりげなく’60年代製のビンテージカーテンを装着している。
>>黒ボディに映えるレッド&オレンジのサイドラインは、カッティングシートでDIY。フロントバンパーはアイマックス製、メッキのフェンダーカバーはトヨタ純正品となる。
【画像6枚】サイドラインとカーテンで懐かしテイストを演出するフォルム、高級キャンパーながらデコトラ風味内装、USバニング意識した各所のディテールなど、イカしたキャブコンの全容はココから☆ 『カスタムCAR』2021年1月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:カムロード/2017年型