【NOS吹きビートBros.01】生足激低で走り抜く! 全切りOKなサーキットユースを視野に入れたNOS搭載DIYビート!!

ナント、塗装は缶スプレー! リアルNOS搭載で100PSをゲットするビート

       
ワザありDIYに懸ける
NOS吹きビート参上!

【画像6枚】セッティングを極め100PSアップするブッ飛びNOS、技アリトランクで均整の取れたリアビューなど、リアルNOSでかっ飛ばすビートの全貌はココを見よ!

ストック基調のボディと、控えめキャンバーでのボルクTE37V履きが、生粋のレーシーな趣を放つこのビート。
走りのスタンスを感じるルックスは、アーム類のクリアランスを1mm単位で煮詰め抜いた乗り手自身の巧妙セッティングありきの妙。
しかも、ステアリングは全切り可能で、サーキットユースを視野に入れた作り込みがDIYの高い本気度を裏打ちしている。

そして、大胆不敵の勝負ギアが、ドラッグレーサーで使われているNOS(ナイトロオキサイドシステム)の搭載。
エンジン3基を壊してまでセッティングを自力で導き出したドーピングパワーは、小柄な軽量ボディをMAXゾーンの最高速域へと誘う。
背中から真上にガスが「プシュー!」ってな、NOSのパージング芸も抜かりナシ!!

見せ場も走りも何気に高次元な自作ビートの新境地ってワケなのデス。



>>車高調はファイナルコネクション製をチョイス。アッパーマウント側を切削加工して微調整をし、サーキットユースの走りとビジュアルを両立したキャンバー角を実現しているのも見どころだ。


>>足元には、14インチのボルクレーシングTE37V(フロント:7.5J /リア:8.5J 前後IN25)を装着。通常の足回りでは収まらないサイズを車高調を全下げにした生足激低で当たり前のごとく履きこなしているゾ!


>>リアビューの見どころは、エンジンの放熱ダクト部分から形状をヘコませたお手製の“ローフォルムトランク”。小ぶりなバンパーもレーシーなタイヤセッティングを強調したスパルタンムードに大きく貢献している。


>>NOSボンベはリアトレイにマウントし、後続車にもバッチリアピール! もちろん、ドーピングパワーを備えた本気の走りも見た目以上のインパクトを与える。


>>気化したガスを放出するパージバルブは、リアのボンネットにノズルを穴開けで装着し、真上に「プシュー!」のパフォーマンスを披露!! エンタメ性も考慮した演出が素敵ッス♪


>>缶スプレー塗装とは思えない国防色+縦切りストライプのボディは、純正フロントバンパーへのスリット追加で、レーシーな顔立ちに。マルチリフレクター風ライトは、汎用のクリアパネルと他車流用のリフレクターによる自作品だ。

【画像6枚】セッティングを極め100PSアップするブッ飛びNOS、技アリトランクで均整の取れたリアビューなど、リアルNOSでかっ飛ばすビートの全貌はココを見よ!


『カスタムCAR』2016年2月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ビート/1992年型
SOURCE:Nitoros Max Power

PHOTO/浦野浩之 TEXT/コンヒデキ

RECOMMENDED

RELATED