【キャンプも行ける激低車高!!】派手さを抑えたエアロワークが光るハイドロ&4リンク化でハイブリッドなローフォルムをゲットしたハイエース

着地前提のローシルエットをハイドロ&4リンク化で極めた200系ハイエース

       
シンプルボディで魅せるドシャコエースは
キャンプも快適なハイドロ仕様!

【画像10枚】ルーフラックが映えるツルッとしたリアビュー、ハイドロ&4リンク化で低さと快適性を両立させた足回り、派手さを抑えたエアロワークなど、ドシャコハイエースの全貌はココをチェック!!

ゴテゴテ飾り立てるカスタムからは卒業。
そんな意味も込め、“年齢を重ねても乗り続けられる200系”を目指し、オーナーがDRスタイルと二人三脚で作り上げたのがこのフォルムだ。

エクステリアを見ると、その思いがストレートに伝わってくる。
余分なものをすべて省いて、フルスムージングしたフォルムはスマートそのもの。

フロントはリップやグリルをDRスタイルでワンオフ。
純正ラインを崩すことなく低さを強調するため、ボトム側へのダクト処理を加え、アクセントとしている。

リアはハーツのバンパーを延長加工。
サイド部にスリットを加え、バンパー/フェンダー部を分割したデザインにこだわった。

ドアノブなどをすべてシェイブし、ツルリとしたスムーズボディを彩どるカラーリングはソリッドグレー。
マットな風合いはスムージングしたボディを、よりフラットに見せる効果がある。
そんな落ち着いたムードを出しているのも、大人のカスタムを標榜するオーナーならではのセンスといえるだろう。

また、車中泊やキャンプに行ける仕様であることもテーマのひとつ。
そのため、足回りはハイドロ+リア4リンク化で、着地前提のローフォルムはもちろん、どんなフィールドだって入って行けるマルチパーパスな走行性能を兼ね備えたのも特徴だ。

さらに、エセックスのオーバーフェンダーに、ファブレス・ヴァローネのXR-6の18×9Jサイズのホイールを飲み込むスタイリングにしたのも大きな見どころだ。

ここまでの低車高ながら、ルーフラックを躊躇なく取り付けるギャップも“ちょいキャンピング仕様”を目指したオーナーならではのアイデアとも言える。

スムーズボディに大人のカスタムセンスを投入したこのクルマ。
まさにカスタム+レジャーを全方位で楽しむ仕様となっている。



>>フロントシートは、運転席/助手席ともにブリッドのバケットシートをチョイス。ロングドライブでの快適性を優先する仕様としている。


>>グローブボックス内にはフロント&サイドカメラのモニターを設置。ダッシュなどはボディ同色仕上げとしている。


>>ハーフスポイラー、グリルにはDRスタイル・ワンオフのパーツを投入。ロワグリルからはインタークーラーが覗くスポーティなスタイリングに仕上げた。派手さを抑えたエアロワークがキマっている。


>>リアゲートはナンバーポケットやハイマウントストップランプなどをすべてをスムージング。リアビューのスマートさが際立っている。


>>ローシルエットのクルマとのバランスを考えて、車体後方にセットしたルーフラックもアイキャッチに。キャンプ用品を満載してアウトドアフィールドに出かけるにも十分な容量だ。


>>エセックスのオーバーフェンダーを加えた足回り。ヴァローネXR-6(18×9J IN25)をチョイス。リムの深さを見せつけるような、立体感のある足元のコーディネートが完成した。



>>ロワードのキモはトリニティのハイドロキット。200系のヘビーロワードではすっかり定番となった手法で安定感も満点だ。究極のローシルエットのために、リアは4リンク化されている。もちろん、適度な走行車高への設定も可能で、アウトドアの走破性も両立している。


>>着地前提のローシルエットを極めるというのもオーナーの願い。高い技術に定評のあるDRスタイル・森田代表と二人三脚で追求してきた。ソリッドグレーのボディが、大人の余裕すら感じさせる佇まいだ。


>>ハイドロ&4リンク化で低さと快適性を両立させた勇姿は圧巻! ソリッドグレーのボディカラーとエアロワーク、ルーフラックが映えるツルッとしたリアビューが相まって、好バランスなフォルムを形成している。


『カスタムCAR』2021年3月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ハイエース・ナローボディ・バンS-GL/2010年型
SOURCE:DR-STYLE

PHOTO/浦野浩之 TEXT/土田康弘

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