【超エアロ加工 × 生足!!】原型とどめぬ、リアバンパーごっそり改! コブラのトグロならぬ、猛牛のツノのようなワンオフマフラーも必見な3型ハイエース

ステンレス製でクリアを5層吹き付け焼き込むワンオフマフラーが印象的な3型ハイエース

       
レクサス・リスペクトなコブラ改
スピンドルグリルでアピール!

【画像8枚】延長+段差MIXによりスピンドルフェイス化したフロントビュー、コブラがトグロを巻いた風マフラーなど、注目のカスタマイズはココをチェック!!

ベースは3型ハイエース。

最初は自営の仕事に使っていたノーマル車で、家族旅行にも活躍するファミリーカーだったのだが、軽い気持ちで観戦に行ったハイエースのイベントで「ハイエースをイジっているレベルは果たしていかほど?」と覗いてみたら、そのレベルの高さにのけぞった!
このハイレベルなイベントでは、415コブラのフルキットをポン付けしただけの自分の200系ではまったく歯が立たないと実感。

湧き上がる気持ちを抑えきれず、10年来の知り合いアイリーカスタムへ直行し、本格的なカスタムを依頼した。
そのときのカスタムテーマは、フロントセクションの「スピンドルフェイス化」と、リアセクションの「コブラがトグロを巻いた風マフラー」の大きく2つ。

ボディカラーが純正なのは「ストックカラーでも勝つ!」をテーマにしたもの。
オールペンやエアサスは誰もが施工しているので、それを超えるには「前後のバンパーに超絶加工を施すべし」と、数多くのカスタムカーを分析し、徹底的にその前後セクションに的を絞ったのも功を奏した。

目標は高くイベントでの総合1位を狙いたいが、オーディオやインテリアがまだまだ手薄なため、これもやむなしと自己採点。
進化を続けるこのマシンの行末に、期待はどんどん高まるばかりだ☆



>>415スタジオデザインのシートカバーを前後に装着。ステアリングやシフトノブ、インテリアパネルは、415コブラでコーディネートしている。


>>窓枠につけた黒いワールドのウインドーフィニッシャーはメッキモールを外して使用。「光らせるのはルームミラーなどの室内だけでいい」と、外装は徹底的にシルバー&ブラックで統一してるッス♪



>>415コブラのボンネットを約6cm程度延長し、さらにプレスラインを追加。うまくスピンドルグリルへとつなげるワンオフ技となる。大きく口を開ける左右の開口部は、アイリーに毎日のように通い、その出幅具合を何度も微調整した苦労の造形美なのだ!



>>リア最大の見せ場はマフラー。ステンレス製でクリアを5層吹き付け焼き込む。腹下のフランジから後ろをワンオフし、コブラのトグロをイメージしたが、いつしか猛牛のツノのようになったのは結果オーライ! 原型をとどめないほどリアバンパーもワンオフ済みだ。


>>実はノーマル状態のときに真っ先につけたパーツ、それが足元をCOOLに演出するバッドラッカーの20インチ。ここから、415コブラを知ることとなり、いつしかハマっていったそうな。そうして、アイリーでワンオフしたCノッチなどの足回りメイクで走れるシャコタンをメイクしている。


>>延長+段差MIXにより、高貴なフェイスに変身したフロントビュー。超エアロ加工×生足で勝負する3型ハイエースだ。


『カスタムCAR』2015年2月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ハイエース・ナローボディ・バンS-GL/2010年型
SOURCE:IRIE Custom Factory、ラブラーク

PHOTO/南井浩孝 TEXT/木村隆之

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