細部にまでこだわりを注入!!低予算でMサイズバンを楽しむ☆【画像7枚】こだわりの内装メイク、リフトアップ感を出すタイヤチョイスなど、Mサイズバンのカスタマイズの全容はココから♪トヨタのミドルサイズバンの代表といえばタウンエース。
コンパクトなボディサイズながら、バツグンの積載量を誇り、仕事はもちろん、アウトドアレジャーの相棒としても人気があるクルマだ。
そんなスペックの高さに目を付けたのがこのオーナー。
趣味のスノーボードのため、雪山をガンガン攻められるタフな相棒を探していたところ、たまたま中古のお求めやすいタウンエースの4WD車に出会い、「どうせラフに使うからコレでいいじゃん♪」なんてノリで購入を決意。
しかし、このままノーマルで乗るのは芸がないってことで、納車前にパリッと仕上げるべく、カスタムセンスのよさに定評がある茨城のブルーチッパーにカスタムを依頼した。
まずはヤレたボディをオールペンするためチョイスしたのが、アウトドアユースに映えるFJクルーザー純正クイックサンドカラー。
前後バンパーも同色ペイントを施し、絶妙なスタイリッシュ感を演出した。
足元には16インチ鉄ちん&レターブラックのBFグッドリッチをセット。
コレにより、街乗りでもオシャレにキメられるってワケ♪
そんでもってコイツにスーリー製ルーフカーゴをサラッとセットすれば、よくある地味ぃ~な商用バンが、COOLなアウトドア仕様にブラッシュアップ!!
もちろん、見た目だけでなく、デイリーユースを考慮した、快適性重視のインテリアカスタムも随所に施されていて抜かりなし。
手数少な目で、お手軽に商用バンをカッコよく仕上げたお手本のようなスタイルだ。
ベース車両の価格を抑えることができ、カスタマイズを楽しめるのも魅力のひとつだ。
みんなもサクッとお手軽COOLなカスタムをしてみない?
>>純正ではグレー系のアシストミラーやドアミラーなどをマットブラックでペイント。随所の樹脂系パーツをブラックアウトすることで、ボディカラーを引き締めている。経年劣化で樹脂パーツが白くなるのを防ぐ効果もある。
>>ヘッドライトは、サイドの突起部分をタミヤカラーでオレンジにペイント。もちろん狙ったのは仮想USDMだ! ちょっとした遊び心を投入するだけで、ツウ好みのスタイルをメイクしているのはサスガ!!
>>武骨さを演出するために装着したのがアクセラ用純正鉄ちん(16×6.5J)。ディスクのホールに真円&楕円がミックスされているのがナスカーっぽくて面白いってことでチョイス。タイヤはあえてブラックレター仕様のBFグッドリッチ(215/65R16)をセットしている。
>>前後シートカバーはシックなブラウンカラーレザーで張り替えてクラシカルさを演出。さらに両サイド&天井トリム内をフルデッドニングして制音性を向上。A/Tタイヤをチョイスすると、走行音が気になるけど……コレなら車内は静かでチョー快適ってワケ。
>>ドアトリムにもシートカバーと同じレザーを張り付け、トータルバランスをUP! また、エンジン以外はバラしてサンドベージュ塗装を施している。
>>一見リフトアップしているように見えるが足回りは純正。ホイール&ATタイヤのサイズで車高が上がっているのだ。走破性が高い4WD仕様なので、過度のリフトアップをしなくてもある程度の悪路はクリアできる。
>>こだわりの内装メイクと、リフトアップ感を出すホイール&タイヤチョイスが抜群! ローコストでミドルサイズバンのカスタマイズを楽しんでいる。
『カスタムCAR』2020年9月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:タウンエース・バン/2013年型
SOURCE:ブルーチッパー