二代目夕焼け番長 スマートな装いのハイセンスメイク

関東流のボディはベッセル下のサイドレールに角マーカーを等間隔で配置。爪を隠したスタイリッシュなリアゲートは大きく砂切りをデザインし額縁でアレンジした。

       


修理や部分変更で少しずつ手を加えているうちに、すっかり元の姿からリニューアルしてしまったと語る。以前同様にスッキリしたたたずまいながらも、さらにこだわりのディテールを詰め込み、玄人好みの1台に仕上げている。

テラヴィマスクからイメージを一新した、ウイングマークの光るフロントは、塗り仕様のメッキフロントパネルとトレーラ用グリルをコンビネーション。さらにY30用ヘッドライトを奥目でセットし、精悍なマスクを好演出。トップは菱抜きを施した平型バイザーと丸棒菱チップのミラーステーで迫力を獲得した。ナマズマーカーを3発並べた高精度なキャデラックバンパーには、河合工芸が手掛けた石目アンドンをフィーチャーし、さりげなくも懐かしさをプラスしている。

またバンパー下部には、ヤマダ特製の電動格納式のステップを備えることで乗降性を向上させた。そして、メッキ仕様のエアダクト&寝台ステップ、スリーポインテッドスターのスピナーなど、ディテールを飾るパーツ群もグレードアップ。仕事優先の姿勢を貫きながら、人とはひと味違うスタイルを実現した、ファインダンプに仕上がっている。

【写真6点】玄人好みのディテール群。

カミオン2015年1月号トップアートをもとに再構成

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