春翔丸 前衛志向と遊び心をとことん追求した注目度ヘビー級の深箱

デカ箱を席巻するペイントは、実力ペインターのTOTAL-Tが手腕を振るった傑作。人気アクトレスを描いたケツブタを含めて、街道や現場で一目置かれている。

       


大希興業のオーナーが駆る春翔丸は、ガンダムルックな大型パーツとアオリ3面ペイントで、見る者のド肝を抜く迫力満点の深箱ダンプ。存在感の大きさもピカイチだ。

注目のキャブ回りは、全長150cmの可動式ラッセルバンパーを筆頭に、超ロングスケールのキャブロケット、LED内蔵の長尺ミラーステーなど、ビジュアルインパクト大な鏡面パーツが目白押し。キャブ全面を覆い尽くす「7色+シルバー」の大粒(1mm)フレーク塗装も、目立ち度120%のビューポイントだ。また、ご自慢の煙突マフラーは、先端を傾斜させた攻撃的なデザインもさることながら、φ76mmのパイプにφ90mm(出口)のパイプを組み合わせることで、目論見通り、心躍るローサウンドを響かせることにも成功。4列仕様のマーカーパネルと王冠風デザインの競演が楽しめるプロテクトップも見逃せない。

一方の荷台回りは、左右に「龍」や「鯉」、ケツブタに人気アクトレスを描いたアオリ3面ペイントが目を引くほか、鋭利なロングスリット×3本でレーシングカー気分をアピールするサイドバンパーも、他車と一線を画す注目ポイント。現在は、バイザーのリメイク(ミラーステー同量の張り出しにする予定)や、ガンダム系の鉄仮面グリルの装着を画策中で、今後は、より過激にスタイルを進化させていく予定だ。

【写真6点】迫力満点の深箱ダンプ。

カミオン2013年4月号トップアートをもとに再構成

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