昭和63年式のエルフを手に入れ、自分流アートに挑戦するオーナー。古いクルマ=レトロという感じではなく、最新パーツを駆使してオリジナルアートを追求していきたいと語る。まだまだ製作に入ったばかりということだが、そのアートっぷりを見ていこう。
トップパートは平型2段バイザーと角おこしパイプのミラーステーというオーソドックススタイル。しかし、カサ上げしたプロテクにカラフルなアンドンを4枚装着し、個性と華やかさを巧みにプラスしている。
そしてキャブボトムにはラッセル戻しバンパーをセットし、キャブ全体を見事にコーディネート。バンパーのナマズマーカーはすでにLED化されており、着々と独自のスタイルへの進化も進められている。
またボリュームのあるサイドバンパーは、3段風にアレンジしたパンチングステンレス仕上げ。内部には紫のパネルと蛍光灯が仕込まれており、ナイトシーンでも個性的なシルエットを演出。さらに荷台上部には大型ロケットをプラスし、個性的なナイトシーンに磨きをかけている。リアアオリには、荘厳なイメージのペイントをフィーチャー。個性あふれるボディパートに、一層のオリジナリティを加味している。
【写真6点】温故知新デコトラ。カミオン2012年5月号トップアートをもとに再構成