香鈴姫丸 軽トラながらもド迫力の外観同様に存在感抜群で妖艶な内装を創り上げたダイハツハイゼット

実はオーナーはこの室内以外にもバンパーやシートキャリアなどをハンドメイドする凄腕ハンドメイダーなのだ。

       


自ら野菜を生産して、直売所にもち込んでいるというオーナー。迫力満点なビッグなミラーステーとキャデラックバンパーに加え、シートキャリアの変更&フロントフェンダーを追加してさらに迫力がアップした香鈴姫丸。耕耘機などを積み、畑仕事もこなす働き者だ。

妖しい雰囲気を放つカレンの赤で室内全体を覆い尽くしたのは、印象的なバラ柄がひと目で気に入ったから。室内の仕上げは生地の張り込みはもちろん、シャンデリアの設置までオールハンドメイドだ。

そんなオーナーが仕上げた室内は、軽トラという限られた空間にもかかわらず、なんと5発のシャンデリアを装備。インパクトのあるカレンの柄とも相まって、ド派手という言葉がピッタリくるフィニッシュだ。

さらに、ディテールにもオーナーらしい小技が満載。スイッチボックスやスピーカーなどに同様の生地を張り込み、イメージを統一。ハンドルスピナーは、生地に合わせてバラの水中花タイプを採用。ウインドー周りにあしらったボンボンや、超ロングなシフトノブもにぎやかさを増している。細部への気遣いが、全体の雰囲気を向上させた好例だ。

【写真2枚】金華山のカレンの張り込みの美しさにも要注目!

2008年8月号男の城をもとに再構成

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