莉理姫 格調の高さに機能性もプラスした理想の空間を体現した三菱ふそうスーパーグレート

モンブランローズの紫で室内全体を埋め尽くしたオーナー。2次架装の段階で、ボディとともにこの内装を仕上げてもらったそうだ。

       


関東管内を中心に、砂利や砂を積んで走る橋本さん。豪快な飾りを施したクルマで、バリバリと仕事をこなす。スーパーアートの手法を駆使したパーツ類と独特のペイントがインパクトたっぷりのエクステリア。特にスクエアな形状のなかに凝ったディテールが詰め込まれた舟型バンパーは、莉理姫最大の特徴ともいえるパーツだ。

独特の大きな柄と随所に施されたボタン締めが、ボリューム感たっぷりの室内空間を演出。特にフロントオーバーヘッドは、ボタン締めの効果でほかではみない造形美をみせている。

そして、天井部分にはウッド&ゴールドのフレームが美しい六角形のシャンデリアを設置。生地の柄とよくマッチしつつ、格調高い存在感を放っている。

運転席脇には機能パーツを集合させて、使い勝手の良さにも配慮。リレー機やスイッチボックスは、すぐに手の届く位置に配置。さらには、ドリンクホルダーと冷蔵庫を装備。快適な仕事場を目指したこだわりだ。

まるでリアウインドーがあるようにみえる寝台部分だが、実はここに蓄冷機が隠れている。その上に生地を張り込み、ミラー板を設置してウインドーのようにみせるなど、細かいこだわりが満載の城となっている。

【写真2枚】ゴージャスなシャンデリアと空間を広く見せるミラー板。

2008年8月号男の城をもとに再構成

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