ユーロスタイル パーツ類を極力装着せず統一感のある演出で勝負 ダフXF460

グリル上部とヘッドライト下部にフロントからサイドラインにかけてホワイトラインを入れた。コーナーディフレクター付近のグレーがアクセントとなっている。

       


オランダで行われるトラックスターフェスティバルとは、2000台以上のトラックと5万人以上の集客を果たす欧州最大のトラックイベントのこと。これから紹介するのは、2019年編。8つに分かれるカテゴリーから投票によって選ばれた各受賞車を紹介していこう。青白グレーのダフXF460がテントトレーラ/クローズド輸送車部で1位を獲得した。

日本国内では見かけることのないオランダメーカー「ダフXF460」のセミトレーラで出場したPascal de Jong 社。’18年にもエントリーしていたが、惜しくも2位だった。外装的には大きな仕様変更はないが’19年でも自分のスタイルを貫き通して見事1位を獲得した。

ベースカラーを落ち着きのあるブルーにして、アクセントとしてホワイトラインやエアダム付近をグレーで塗り分けたことでスタイリッシュなイメージを演出している。ルーフのハイバーもブルーに塗装してメタル感を出さず、ローバーをつけないことでシンプルな印象ながらも一体感が生まれた。

その一方で、ホーンは塗装せずにメタル感を出すことによって、シルバーカラーのトレーラ部分との親和性もとれている。純正よりも深いドロップバイザーによって立体感を演出し、コーナーディフレクターの菱形やグリル、ネームボードなどにホワイトを入れることによって、ひと際主張するようにカラーリングされている。

各所の写真5枚

ユーロスタイル・トラックス(2020年2月1日発行)をもとに再構成。

なおユーロスタイル・トラックス最新号は2023年夏に発売予定!

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