トップアート 卓越したボディメイクで房総スタイルを獲得した高床ダンプ 瑞樹丸

化粧板には鏡面をアレンジし額縁仕立てのケツブタは歌舞伎絵を描いて華やかさをアピール。リアバンパーには角テール6発を仕込んでいる。

       



若虎会の会長として仕事とアートに情熱を注ぐ。高床2tダンプのフォルムを生かしながら、長い時間を費やして大型ダンプ然とした理想のイメージをようやく完成させた。当然のごとくボディ回りも特注で製作しており、プロテクのカサ上げや、アオリの額縁状フラット化など、房総ダンプの流儀が満載だ。

その自慢のボディには、マーカーやアンドンでアレンジしたプロテクトップや、マーカーレール、歌舞伎絵を描いたケツブタ、大ぶりのコボレーンシートにより小型車とは思えない重量感あふれる仕事車スタイルを実現させる。

さらにプロテク側面、額縁仕様のサイドバンパーには、共通デザインの鋭利なスリットを採用し統一感もバッチリだ。

一方のキャブ回りは、段違いの筒出し13発を並べた舟型2段バイザーに角おこしパイプ2本仕様のミラーステーをコンビネーション。さらに舟型バンパーとキャブロケットが強い存在感を主張する。

ロケットは前方を逆スラントさせ角テールを仕込むほか、後端を矢じり風にカットしたのが特長となっている。また、各パーツのカラーパネルにキャブ同色の青を採用したセンスも◎だ。

各所の写真はコチラから。

写真:編集部

カミオン2014年2月号をもとに再構成

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