トップアート 独創性あふれるパーツを多投し車体サイズを超えた存在感を獲得! はぐれ丸

両面ウロコの平型バイザーとウロコステンレスのミラーカバーが、トップパートを懐かしい雰囲気に演出する。

       



平ボディから箱への載せ替えを敢行しアートに一段と磨きをかけたオーナーは、ウロコステンレスを多用し子どものころに憧れた’80年代を思わせるスタイルに仕上げた。

トップパートには高さをたっぷりとったシートキャリアとともに、平型バイザー、菱チップミラーステーを装備。シートキャリアの打ち出し模様やバイザーの紐出し加工などにより、華やかさと懐かしさを巧みに演出している。ミラーカバーにもウロコステンレスを採用することで、トップパート全体に統一感をもたらしているあたりもさすがだ。

そしてキャブボトムにも独特のデザインが施されたキャデラックバンパーを装備し、トップパートに負けないオリジナリティをアピールしている。基本フォルムはキャデラックタイプながら、中央両側にはラッセル状のデザインを採用。打ち出し模様や星マーカーがプラスされ、華やかさと独自性を両立した見事な仕上がりを披露している。

ボディパートも箱上ロケットやシャシー下部を飾り上げるウロコステンレスパーツで独創的にアレンジする。オリジナリティを強調するとともに重量感をアップし、安定感抜群のボディパートを構築。クルマ全体をバランスよく見せることに成功している。

各所の写真はコチラから。

写真:秋元栄二郎 文:CAT菱川

カミオン2019年3月号をもとに再構成

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