トップアート クラスを超えた重量感あふれるフォルムを華やかに飾り上げる 桜乃弁財天

リア観音扉に描かれた龍のペイントは知人が手掛けた秀作。10連ヤンキーテールとともにリアビューを華やかに飾る。

       




ベテラントラッカーのオーナーは20年にわたって愛車キャンターを飾り続けてきた。

ワイドキャブに大型のボディを搭載したキャンターをベースにビッグサイズのパーツを積極的に投入。2t車とは思えない重量感と迫力を生み出すことに成功している。

トップパートは舟型でそろえたシートキャリア&バイザーとミラーステーを配置。ビッグパーツ群がもたらす重量感に加え、パーツデザインによるシャープなイメージをプラス。迫力と統一感を併せ持った独創性あふれるスタイルを生み出している。

トップパートとバランスを取るように、キャブボトムにはシャープなラッセルバンパーを配置している。あすなろ工芸が腕を振るった色鮮やかなペイント&アンドンが加わり、アート車らしい華やかな雰囲気を演出する。キャブアートのクオリティの高さは特筆モノだ。 アンダーパートには角パイプ2本仕様のサイドバンパーとボリューム感あふれるバスフェンダーで構成。大ぶりなボディとともに、重量感満点のフォルムを構築している。さらにリア回りは、龍のペイントや10連ヤンキーテールで華やかにアートアップ。迫力と重量感、華やかさとアート車に求められる要素がバランスよく採用された注目車だ。

各所の写真はコチラから。

写真:秋元栄二郎 文:CAT菱川

カミオン2019年3月号をもとに再構成

RECOMMENDED