ベッドに立てたラックにテントを載せる。そんなアメリカ的カッコ良さに惚れたダコタ&ラム1500オーナーをフィーチャー。ダッジブラザーズによるUS的キャンプスタイルをお披露目しよう。アメリカ好きだからこそピックアップトラックというチョイス オーバーランダーのベースカーって何がいいの? なんて思う人も多いだろうが、クルマに縛りはなく、基本4駆で多少のダートが乗り越えられて、目的地に入る事ができればOK。ハードなイメージのディフェンダーやランクルあたりは人気が高い。さて、ここで提案。もし、あなたがアメリカ好きならば、ピックアップトラックも選択肢のひとつだ。日本での需要は少ないが、アメリカでピックアップトラックは王道。仕事はもちろん、週末の買い出しからソトアソビまで使用用途が幅広いため人気なのだ。そう、ピックアップトラックに乗るという行為自体が、まさにアメリカ的だといえる。
そんな観点からトラックを選んだのが、ここで紹介するダコタとラムのオーナーのお二人。
ダコタオーナーの原さんは生粋のアメリカ好き&アメ車好き。アメリカン・カルチャーにどっぷり浸かり、現在は「ラスティック」の屋号でピンストライパーとして活躍。そんなお方が、ひょんな事からキャンプにハマり、オーバーランダーに行き着いたのは至極当然の流れだ。偶然にも床屋でピックアップトラック&キャンプ好きな池田サンと出会ったのは必然か。それ以来、お二人はオーバーランダー・キャンプで親交を深めている。
実はオーバーランダーに最も適したベースはピックアップトラック。テント&人間+ほか荷物の重量負荷を考えれば、積載前提の車両が相応しい。ただそんな理屈より、テント載せがハマり、US的カッコ良さに浸れることが一番の魅力だ。では、これら2台の魅力をご覧入れよう!
【画像12枚】オーバーランド用のクルマがあればもう地べたのキャンプは卒業!今回紹介する2台のクルマの詳細はこちら!>>DODGE DAKOTA:ベース車両としたのは2代目のダコタ。ラムよ一回り小さく、日本で乗りにはそれほど無理のないモデル。元々はプレランナーとして仕上げていたこともあり、前上がりの車高に純正バンパーカットのショートバンパーとなっている。そんな背景もあり、実は2駆。と言っても、普通のキャンプ場に行く程度なら2駆でも問題ない。ボディカラーはオリジナルで調色したグレー。
>>DODGE RAM 1500:全長6.2mともなるラム1500に、16フィートのマッドリバー、エクスプローラーを搭載し、載せ載せスタイルをアピールしまくり。他バンパーガードやLEDバー、RRPのサイドステップなども装着。
初出:OUTDOOR あそびーくるBOOK 2019年 Vol.03
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Base Car:1998年型 ダッジ・ダコダ、2003年型 ダッジ・ラム1500 4×4
協力:RUSTIX SIGN & GRAPHIX