トップライダーが選ぶ イケてるトランスポーター【市東重明×ハイエース&ランドクルーザー】

トップライダーが選ぶ イケてるトランスポーター

       
<トップライダーが選ぶイケてるトランスポーター>
自らの肉体と頼れる相棒を駆使して大自然と対峙するプロのライダーたち。
そんな彼らが各々のスタイルにバッチリ合う“カッコよく使える”トランスポーターをセレクト。

<プロサーファー市東重明×ハイエース&ランドクルーザー>

>>ノスタルジックなリノカで楽しむメローなサーフタイム。



<仲間とのセッションでもストレスフリーなコーストライン>
車両/2008年型 トヨタ・ハイエース・ワイドバンS-GL ロング

 お気に入りのサーフポイントにクルマを乗りつけ、カーゴから愛用のサーフボードを取り出して、広大な海と対峙する。海をこよなく愛するサーファーにとって、クルマは単なる足ではなく、時として乗り手の趣味や嗜好、ライフスタイルまでもを明確に映し出す鏡のような存在でもある。

 そんな、スタイルのあるサーファーに最適なアクティブギアが、フレックスが提案するリノベーションカー「リノカ」だ。そして今回それをチョイスしたのは、モデルやアーティストとしても活躍するプロサーファー市東重明氏。「サーフィンを自己表現のツール」と考える市東氏は、自身がプロデュースするブランド「Lazy Boy Skill」でも、トラディショナルな要素と現代のテクノロジーを融合したネオクラシカルなサーフスタイルを提案している。

 対する「リノカ」も、クルマをリノベーションして自分らしさを加え、個性的なレトロスタイルと実用性を両立した1台に仕上げるのがテーマ。温故知新の精神で、自分らしさを演出する市東氏と「リノカ」。その相性は抜群だ。

 まず「リノカ・コーストライン」とネーミングされたハイエースは、シェビーバンを彷彿とさせるクラシカルな角目4灯のフェイスが最大の特徴。海に馴染むレトロフォルム、大量のサーフギアもラクに積み込める広大なカーゴを備える。そして周囲に自分らしさをさりげなくアピールできる独特の空気感。スタイリッシュサーファーにぜひ乗ってもらいたい最強ハイエース。それが「リノカ・コーストライン」だ。


<懐かしくて新しいオリジナルフェイス>

>>広大な海と砂浜に、クラシカルなフォルムが違和感なく溶け込む。200系ハイエースにオリジナルのフェイスキットを装着し、シェビーバンを彷彿とさせる角目4灯のクラシカルなフェイスに仕上げたのが、「リノカ・コーストライン」の最大のポイントだ。ローバー純正色のアルルブルーでペイントされたボディ要所をブラックアウトすることで、どこか懐かしさを感じる“心地いいレトロ感”を漂わせている。



>>大量のサーフギアを積み込み、お気に入りのポイントへ。広大なカーゴスペースは、市東氏愛用のロングボード(9フィート6インチ)でもラクラク積載可能。好みに合わせて内装レイアウトもオーダーできるのもリノカ流。




>>足元を着飾るアルミホイールには、ディーン・カリフォルニア16インチをセレクト。スポーク&リムはボディデザインと合わせてマットブラックとし、アメリカンテイスト全開のグッドイヤー・ホワイトレタータイヤを組み合わせる。




<いつものギアをラフに積み込み気になるポイントを攻める>

 そして「アメリカン・クラシック」とネーミングされたもう1台の「リノカ」は、90系ランドクルーザーをベースにしたネオトラディショナルモデル。ハイエースをベースにした「リノカ・コーストライン」と同様に、10年、20年経っても色あせない普遍的なアメリカン・クラシックスタイルに仕上げられているのが最大のポイントだ。

 完全オリジナルのスクエアなフェイスデザインとベージュカラー&サイドウッドモールでコーディネートされたエクステリアは、どこから見ても味のあるクラシックカーそのもの。ただし、中身は高年式の90系ランクルなので、トラブルなどの不安もなく、実用性も申し分ない。ネオクラシカルなサーフスタイルを追求するサーファーにとって、これ以上ないほどお似合いの相棒と言っていいだろう。

 サーフポイントに溶け込む、ハイエースとランクルをベースにした2台の「リノカ」。どちらを選ぶかは、乗り手の好みとライフスタイル次第だ。





<市東重明>

>>サーフィンのみならず、モデル、アーティストなど幅広い分野で活躍するカリスマプロサーファー。自身がプロデュースするサーフボードブランド「LazyBoySkill」は、楽しむことにフォーカスしたネオトラディショナルスタイルで注目を集めている。




<USテイストあふれるウッディフィニッシュ>

>>車両/1996年型 トヨタ・ランドクルーザー・プラド







>>内装にはオリジナルシートカバーが採用され、レトロな外観と絶妙にコーディネート。後部座席を跳ね上げれば、広大なカーゴに早変わり。サーフボードやウェットスーツ、水タンクをラフに積み込んで、お気に入りのポイントへ。






<こだわりのポスト・クラシカル>

>>既存の90系ランクル・プラドに、直線的なデザインを施したオリジナルフェイスキット(ボンネット&グリル)を巧みに組み合わせ、クラシカルなイメージを演出する。足元には、ディーン・カリフォルニアの16インチホイールとBFグッドリッチ・オールテレーンT/Aタイヤをマッチングし、独自のクラシカルテイストをプラス。





<ネクストレベルのサーフスタイルはクラシカルが似合う>



<市東重明×ハイエース&ランドクルーザー>

取材協力/ FLEX
クリムソン
Lazy boy skill

文/岩田一成 写真/ノグチケイスケ