ド迫力ボディと圧倒的なパワー Z16A 三菱 GTO ツインターボ 1

1970年にデビューしたギャランGTO。
スタイリッシュなファストバッククーペのボディにスポーティーなエンジンを搭載し、トップグレードの「MR」には三菱初のDOHCエンジンを採用。

 当時トップレベルのパフォーマンスを発揮し、ホットモデルとして、また三菱のイメージリーダー的な存在として人気を獲得。現在も多くのファンから愛されている名車だ。
そして90年に、その往年のネーミングが復活。ハイパワー4WDスポーツとして、新たな道を歩み始めることとなった。

 第28回東京モーターショーに「HSK」として参考出品され、翌年市販化されたGTO。
もともとはスタリオンの後継として開発されたが、中身は当時の時勢が反映されたバブルカーそのもの。

 それゆえ、圧倒的なパワー&トルクを発生する3L・V6ツインターボエンジン、クラス初のフルタイム4WDおよび4WS、前後のエアロパーツを電動で作動させるアクティブ・エアロ・システム、排気音量を手もとで変えられるアクティブエキゾーストシステムなど、いたるところに当時最新のテクノロジーが投入された。


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リトラクタブルヘッドライトが前期の証し。取材車両はオプションのバンパーコーナープロテクターも装着。



空力特性とスタイリング効果の両立を図ったサイドエアダム。ショーモデル「HSX」ではブレーキ冷却ダクトだったがGTOではダミー。


「購入の決め手になった」というほどオーナーお気に入りのグラストップ。50mm後方が上昇するチルト機構だけでなく、取り外すことも可能。



ホイールはランエボⅩでオプション設定されているBBSを装着。タイヤは245/40R18のニットーNT555を組む。




ツインターボに装備されるアクティブ・エアロ・システム。フロントベンチュリーカバーは約50mm下方に張り出し、ベンチュリー効果によりフロントの揚力を低減。一方リアスポイラーは角度を14度増加させ、ダウンフォースをアップ。前後とも80km/hで作動し、50km/h以下になると格納する。


掲載:ハチマルヒーロー 2013年 11月号 vol.23(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text : Rino Creative/リノクリエイティブ Photo : Akio Hirano/平野 陽

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