外観だけは直してあったトランクフロア 〜2014〜|1986年式 ホンダ トゥデイ G Vol.2

大型単眼メーター。速度は120km/hまで刻まれる。タコメーターがないため、スピード指針で変速タイミングが分かる目盛りが付けられている。

       
サビでボディに穴が開いても、多少クルマに問題があっても乗り続けたパートナー。
ともに過ごした時間に感謝を込めて、節目の10年目にトゥデイはフルレストアで美しくよみがえった。

【1986年式 ホンダ トゥデイ G Vol.2】

【1】から続く

 いくら人気を集めたと言っても、特別なクルマではない。あくまで「普通の足グルマ」だ。そんなトゥデイを新車のようによみがえらせたオーナーがいる。そのオーナーさんの赤いトゥデイだ。この個体を目にしたのは、昨年11月に開催されたハチマルミーティング。その仕上がりの良さは、500台近くが集まった会場でも輝いていた。

 オーナーがこのトゥデイを購入したのは2003年。当時大学生だったオーナーは足グルマとして数万円という格安の個体を見つけた。「見に行ったら、見た目が想像以上にキレイで。少しサビが出ていましたが、あまり気にせずに購入しました」とのこと。しかし、納車後にトランクのフロアが潰れていたこと(外観だけは直してあった)や、ブレーキの固着、ファンベルトが切れていたことなど、問題が続出。

▶▶▶【画像22枚】テールゲートのガラス下がウイークポイントで、そこに水が溜まってサビでグズグズになるケースが多いそう。ヒンジ部分などもしっかりと仕上げられたボディなど



シンプルなインパネだが、ダッシュボード上部が物置として使えるトレイ状になっていたり、メーター右側に収納ボックス(コインポケット)が用意されるなど、使い勝手がよい。




4速MTのほか、セミオートマチック(トルコンMT)のOD付きホンダマチックも用意。また、カタログにはリッター30km/Lの文字が! もちろんJC08モードではなく、60km/h定地走行値だが……。それにしても低燃費だ。





一本足のヘッドレストと2トーンカラーが特徴のシート。普段は助手席に透明のビニールをかぶせている。「新車っぽさを出して楽しんでるんです」とオーナー。実際、それがあると新車の雰囲気がグッと高まる。


1986年式 ホンダ トゥデイ G(JW1)
specifications 諸元
全長×全幅×全高(mm) 3195×1395×1315
ホイールベース(mm) 2330
トレッド前/後(mm) 1225/1230
車両重量(kg) 550
エンジン型式 EH型
エンジン種類 水冷直列2気筒SOHC
総排気量(cc) 545
ボア×ストローク(mm) 72.0×67.0
圧縮比 9.5:1
最高出力(ps/rpm) 31/5500
最大トルク(kg-m/rpm) 4.4/4000
変速比 1速3.916/2速2.235/3速1.434/
4速1.031/後退2.047
最終減速比 4.937
ステアリング ラック&ピニオン
サスペンション前 / 後 ストラット/3リンクビーム
ブレーキ前 / 後 ディスク/ディスク/リーディングトレーリング
タイヤ 135SR12(前後とも)
発売当時価格 67.0万円

【3】に続く

初出:ハチマルヒーロー 2014年 08月号 vol.26(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1986年式 ホンダ トゥデイ G(全3記事)

関連記事: ハチマルK

関連記事: トゥデイ

text : Rino Creative/リノクリエイティブ photo : SATOSHI KAMIMURA/神村 聖

RECOMMENDED

RELATED

RANKING