車高も何度か見直し! 家族が快適に乗れる仕様へ|72年式 日産 スカイライン 2000GT Vol.3

       
家族がいかに快適に乗れるかを考え、日産 スカイライン 2000GTに改良を施してきたオーナーの岩崎さん。

 その徹底ぶりは静かに乗るために純正と同型のマフラーをワンオフで作成するほど。そのためエンジンや足周りはノーマルかと思いきや、こちらも相当手が入っていた。


 まずエンジンルームでは、点火系をフルトラ化しMDIを設置。燃料ポンプは電磁ポンプ化、さらに燃料系ホースを自作のアルミパイプで製作。プラグコードは長さをぴったり合わせて、ヘッドの横をぐるりと回す取り回しに変更。さらにヘッドはすべての文字を削ってフラットにした上、ポリッシュをかけた。

オルタネーターのマウントなど、各部にステンレスやクローム、ポリッシュパーツを使い分け、エンジンのファインチューニングとディテールアップを図っている。


 足回りはブレーキがMk63キャリパー+スリット入りベンチレーテッドディスクを採用。もっと車高を下げたこともあったが、4人乗車の際大きなギャップで底突きすることがあるため、車高を何度か見直し、家族4人が快適に乗れる現在の仕様に落ち着いた。



ポジションランプはLED化。スモール点灯時は白色、ウインカー時はオレンジに光る。試行錯誤し、安全面で問題がないよう視認性の確保に苦労した。


リアシートのクッションは、海水浴帰りの焼けた肌が直接シートに触れないようにと、こしらえたもの。娘さんたちのことを思ってのことだ。


ナンバー灯などもLED化。サビの原因になるからと、板金塗装の際、取り付け穴を埋めてしまったためガーニッシュレス。ちなみにエンブレムもマグネットでの仮付けとして普段は外している。



実は、プラグコードは、取り回しと長さが合わず作り直している。コードをまとめるステーはアルミ製で、もちろんこれも自作。左端に半分だけ見えているアルミ製のボトルはオイルキャッチタンク。自動車専用パーツではないものを流用加工している。


インテークをポリッシュしたら、バランスが悪くなったということで最初は純正のマニホールドをポリッシュ加工したが、最終的にシングルキャブ用のステンレス製タコ足を特注し装着。



真ちゅう製の3層ラジエーターは、AT用の市販品がなく、杉田ラジエーター工作所に特注したもの。夏場はファンの効率を上げる自作のクーリングパネルを装着。


エンジンディテールアップのきっかけは、インマニのポリッシュから始まった。根気のいる地道な作業だったが、すでに2作目も完成済みでガレージでスタンバイ中だ。



板金塗装以外は、ほぼなんでも自分でこなしてしまうという岩崎さん。グリルの加工や、LED加工などはトライ&エラーを繰り返して完成させたそうだ。

掲載:ノスタルジックヒーロー 2012年8月号 Vol.152(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

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text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Ko-ichi Oka/岡 孝一

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